シナプスから鹿児島にお住いの皆さまへ注意喚起とお願いです。

最近、著作権やパブリシティ権侵害行為に基づく発信者情報開示請求の件数が増えています。

音楽・映像・写真などなど著作権に守られたものを無断でインターネット上にアップロードする行為、および違法にアップロードされたものだと知りながらダウンロードする行為も処罰の対象になってしまいます。

そういった行為を著作権元が確認したら、なんやかんやの末、プロバイダに連絡が来て該当のユーザーさんの情報を著作権元に渡すかどうかのやりとり(発信者情報開示請求)が発生し、その後著作権元と違法アップロード・ダウンロードをされた方との間で損害賠償などの話に発展することがあります。

最近のケース

一昔前、ニンテンドーDSでマジコンが問題になったことを覚えていますでしょうか。
これは、(コピーされた)DSのソフトが無料で遊べるとして爆発的に流行して社会問題になりました。
それと同じで、「仕組みはよくわからないけどこのソフトを使えば(このサイトに行けば)無料で映像作品が見れるよ」と草の根的に紹介されて著作権やパブリシティ権をよく理解しないまま権利侵害をしてしまい、発信者情報開示請求の対象になってしまった…ということも。
この手のソフトは、ダウンロードだけだから平気だろう(※平気じゃない)と思っていても実はダウンロードと同時にアップロードをしている…ということもザラです。
この場合自分では「こっそり動画をダウンロードしただけ」のつもりでも実は「不特定多数に無断で著作物を配布した」という構図になってしまいます。
作品によっては著作権だけでなくタレントのパブリシティ権も侵害して…というパターンもあり得ますので、ご注意ください。