鹿児島県湧水町の勝栗神社に、訪れる人の心を震わせる“スゴい木像”があるのをご存知ですか?
1200年の歴史を誇る神社に鎮座する島津義弘公の木像。
その圧倒的な存在感と制作者の熱い想いに迫ります!
歴史ある勝栗神社とは?名前の由来にも島津義弘公の逸話が!
勝栗神社は、鹿児島県湧水町米永に鎮座する1200年以上の歴史を持つ古社。かつては「正若宮八幡社」と称されていました。
注目すべきは、文禄の役に出陣する際、島津義弘公がここで戦勝を祈願し詠んだ和歌。
「野も山も みな白旗と なりにけり 今宵の宿は 勝栗の宿」
この和歌にちなんで、明治3年に「勝栗神社」へと改称されました。戦勝祈願の聖地として、地元でも深く敬われる神社です。

チェンソーで彫られた島津義弘公像の驚くべき完成度
神社の鳥居をくぐると、静かな境内が広がり、歴史を感じる空気が流れます。
境内を進むと、立派な本殿が見えてきます。

そしてその隣には、勇ましい甲冑姿の島津義弘公が!!

この木像は、湧水町地域おこし協力隊の児玉光(こだまひかる)氏が、チェンソーや電動工具を駆使して彫り上げたもの。
その完成度は圧巻。義弘公の厳しい眼差し、鎧の細部、力強い立ち姿…。
まさに“魂が宿っている”と感じさせる出来栄えです。
作者・児玉光氏の情熱と若者へのメッセージ
この木像には、
「若い人たちにも勇猛果敢な島津義弘公を広く知っていただくことができれば」
という熱い思いがこもっているとのこと!
「郷土の誇り」としての意味も持つ木像。
児玉氏の手で彫られた像は、地域の歴史を後世へつなぐ重要なメッセージでもあると思います。

勝栗神社へのアクセス・基本情報
- 住所:鹿児島県姶良郡湧水町米永441
- 問い合わせ:0995-74-3111(湧水町役場)
さいごに
島津義弘公の魂が宿る迫力の木像。
児玉氏の想いが彫り込まれたその姿は、見る人の心に強く残ります。
悠久の歴史と現代の情熱が交わる場所へ、ぜひ足を運んでみてくださいね!!