
しょーこさん
皆さま、最近映画館行ってますか?私はというと、なかなか劇場に足を運べておらず…もし「これ良かったよ!」という作品があれば、ぜひ教えてほしいです。
そんな今年は鹿児島がロケ地・舞台の映画が県内では目立った一年だった気がします。
いま話題沸騰中、鹿児島県出身の俳優の方々が出演されている『天文館探偵物語』や、鹿児島で活動されている劇団員の方々が出演し、大きな話題を呼んだ『エイタロウ』など、私が知る範囲でも県内での盛り上がりはかなりのものだったのでは?と感じているのですが、皆さまどうでしょうか。
実際、周りの友人に聞いてみると、「知り合いが出てるから観に行ったよ」という声もちらほら。“スクリーンに知り合いが映る”なんて、なかなか出来る体験ではないなと。笑
そんな中、私が今いちばん注目している作品が『郷』。
鹿児島県出身の伊地知拓郎監督が構想10年を費やして完成させた作品とのことで、鹿児島を舞台に野球部員である高校球児の青春と葛藤を描いた物語だそうです。
予告編を見てまず感じたのが、普段日常で見ているはずの鹿児島の風景がこんなにもノストラジックに変わるのか、ということ。
特に幼少期の回想シーン。子どもと同じ目線で撮っているのか映像の躍動感がすごい。そして何より監督のフィルターを通すだけで見慣れたはずの自然がこんなにも壮大で温かく、包み込むような優しい表情を見せてくれるのかと一気に心を奪われました。
セリフもあまり多くないとのことなので感じる系の作品なんだとは思いますが、物語がどう動き、私たちにどのように語りかけるのか、公開が今から本当に楽しみな作品です。ちなみに鹿児島は全国に先駆け、来年1月2日から公開とのこと。

