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【東霧島神社】鬼滅の刃だけではない!鬼島津スポットもあったよ

下豊留です。
先日、鹿児島から都城へ日帰りで遊びに行きました。

都城旅その➀「関之尾滝編」はこちらをご覧ください。

都城旅その②「道の駅 都城NiQLL編」はこちらをご覧ください。

最後にむかったところは東霧島(つまきりしま)神社です!
「鬼滅の刃」っぽい場所だということで話題になった神社です。
様々な媒体でとり上げられていたので、行ってみたいなと思っていたのですがやっと行くことができました。

なぜ鬼滅っぽいかというと、炭次郎が修行をして斬った巨石に似ている石がある&鬼の伝説が残っているからです。

まずは石を見に行ってみます。
「神石」という案内板がありました。

おー!思ったより大きいです。

横にまわってみると…

すぱーっと綺麗な断面です。

これはどうやったらこんなことになるのでしょうか、不思議です。

『神石』の由来の説明によると…
天地創造の神である、イザナギの尊とイザナミの尊が誕生して夫婦となられました。
私たちの生活に大切な「火の神」をお生みなられたことにより、 妻のイザナミの尊はこの世を去られてしまいました。
そして、イザナギの尊の悲しみの涙で凝り固まったのが、『神石』(神裂石・魔石・雷神石・割裂神石)です。
そして、イザナギの尊が腰に付けていた 「十握(とっか)の剣」で悲しみの涙で凝り固まった石を、今度再びこのような災難に世人が遭わないようにと、祈りの心を込めて斬ったそうです。

家族を思って斬られた石というところも鬼滅っぽいです。

島津義弘スポットもありました。

島津義弘が戦勝祈願報賽として新納忠元に命じて植栽したものと伝わる大杉だそうです。
義弘は「鬼島津」とも称されるので、ここも鬼に関するところといえるでしょう。

また、龍王神水という名前だけでもありがたいようなお水がありました。

商業の人は銭を洗い身に納め、病の人は霊水をいただくと良いということで、小銭を洗ってみました。

これできっと良い仕事ができるはずです。

それでは本殿へ行ってみましょう。

おっきい赤鬼が出迎えてくれました。
この石の階段は鬼が一晩でつくったものだといわれているそうです。
「振り向かずの坂」と呼ばれていて、願い事をしながら振り返らずに登ると良いそう。

史跡巡りはけっこう体力いるんですよね。
おばあさんになっても史跡巡りができるよう、今のうちから体力をつけておかないといけないなと思います。

途中で「ファイト」と励ましてくれます。
学生の頃だったら一気に駆け上がれたのになと思いながら、一息ついてまた登ります。

あと少し…!

到着!今度は龍が出迎えてくれました。

立派な龍の太鼓も!

打たせていただきました。

本殿には柱に龍の彫刻をほどこした「龍柱」がありました。
霧島神宮や鹿児島神宮にもあるやつですね。

拝殿から見ることができましたので、実際に行かれて見てみてください。

関之尾滝、道の駅、東霧島神社と巡った都城日帰り旅でした。
私の趣味万歳のコースにガッツリ付き合ってくれた友人に感謝です。
帰りに通った霧島からみた桜島が最高でしたよ。

投稿者プロフィール

下豊留 佳奈

オフィスいろは 下豊留佳奈(しもとよどめ かな) 鹿児島生まれの鹿児島育ち。 地元が元気になればと思いあれこれ活動しています。 共著に『鹿児島偉人カルタ55』(燦燦舎) 2021かごしまの新特産品コンクールで鹿児島県観光連盟会長賞を受賞しました。 第一工科大学非常勤講師 昔話と歩くことが好きです。

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