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伝統製法を継ぐ黒薩摩 -龍門司焼 陶器まつり-

薩摩焼といえば、華やかで繊細、高級品のイメージのある【白薩摩】を思い浮かべる人も多いことと思います。
一方で、同じく薩摩焼の系統で代表的な【黒薩摩】主に庶民が日常で使うための雑器や茶碗として作られたといいます。
重厚で素朴な風合いが何とも日常の生活にマッチしていて、個人的に大好きです。

今回は、300余年の歴史と伝統製法を継ぐ龍門司焼と12月に開催される陶器まつりをご紹介!

龍門司焼

薩摩焼は、16世紀末に島津義弘公が朝鮮陶工を伴って始められました。
その後、渡来陶工の孫が良質な原料を発見し1688年に窯を築いたそうです。
開窯後、その技術は集落の人々に伝承され数々の名工を輩出。龍門司焼は「黒薩摩」を代表する窯となりました。

現在も窯元から3km地内で原料を採取、手作業にて作陶し伝統製法を受け継いでいます。

鉄分の多い黒褐色の土が使われているため重厚感のあるどっしりとした印象の陶器ですね。
といいつつ、白っぽかったり茶のような色合いのものもあります。
どれもこれも、渋くて素敵。

龍門司焼 陶器まつり

知る人ぞ知るというか、もはや待ってました!!と言わんばかりに心待ちにしていた【陶器まつり】!

2025年は、12月12日(金)~21日(日)に開催です◎

わたしが初めて陶器まつりに行ったのは2年前‥すっかり龍門司焼に魅了されて毎年楽しみにしています!

(2年前の陶器まつりの写真)

チラシにも書いてあるように、陶器まつりの期間は販売されている商品が2割引き
そして、あまり大きな声で言いたくないけれど何といっても福袋が本当にお買い得!!(毎年買ってます)

昨年もあっという間に売り切れてしまったそうなので、福袋目当ての方は早めに足をお運びすることをお勧めします。

第44回 龍門司焼 陶器まつり

開催日時  :2025年12月12日㈮~21日(日) 10日間開催

        午前9時~午後5時まで

開催場所   :龍門司焼企業組合にて (姶良市加治木町小山田5940) 

電話    :0995-62-5940  *駐車場あり  

イベント内容: ・今年の新作を中心に約10,000点を展示販売(2割引)   

        ・ろくろ体験 4,400円から

        ・福引大会(5,000円お買い上げごとに福引が一回ひけます)

        ・土日には地元の有名店やキッチンカーが出店

        ・福袋販売(個数限定)

        ・インスタグラムやメール等でも期間中2割引きで販売

我が家の龍門司焼

毎年、コツコツ龍門司焼の陶器を集め「今日はどの器を使おうっかな~」と考えながら料理をするのも日々の楽しみの一つ。
お気に入りを抜粋して公開してしまいます。笑

抹茶バスチー乗せちゃいました

まさに黒薩摩!という感じの、中皿。
デザートを乗せたり、目玉焼きを乗せたり、とにかく何にでも使ってます。
大きさも質感も好きで、あと数枚買い足したいくらいです。

渋皮煮、乗せちゃいました

こちらは、豆皿です。ちょっとしたものを乗せるのにちょうど良い。和菓子だったり、お漬物だったり。
釉薬をかけるのも手作業なので、唯一無二の模様になるのも自分好みの皿をセレクトできて良き!

お家中華、乗せちゃいました

映っている器、ほぼほぼ龍門司焼ですね。お家ごはんでも器が素敵だとなんだかそれっぽくなります。
麻婆豆腐が乗っている中皿は確か、福袋に入っていたお皿だったはず。お気に入りでレギュラー使いしています。


陶器まつりまで、あと2週間!
お近くの方も、遠方の方も是非遊びに行ってみて欲しいです!(^^)!

投稿者プロフィール

はまだともみ

鹿児島(霧島市)生まれ、鹿児島育ち(鹿児島市在住)、鹿児島で子育て18年目。地元(鹿児島)愛が強めなworking motherです。 お仕事は中小企業で人事を担当。 趣味は、登山・料理・芸術鑑賞、時々ガーデニング(初心者)。 家を建ててから「照明」に興味がありDIYで自分好みの照明を作りたいな~と模索中!

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