特別展示を求めて

いおワールドかごしま水族館は定期的に展示を入れ替えております。
今回においては私の好みドンピシャだったこと、そして鹿児島に住む皆様にも知ってほしい内容でしたので足を運んでみました。
ちなみに私は大隅半島の肝属川水系であれば支流も含めてほとんどの川に入り、網で生物を掬って観察を行った経験があります。
そんな私を楽しませてくれるのか、期待感が高まります。
まずはいつもの生き物たちとご挨拶

今年の8月にデビューした11代目ユウユウ。
先代と比べると若いこともあり少し小柄ですが、それでもジンベエザメ。
迫力があります。
10:15からのごはんタイムでは若さある素早い泳ぎでオキアミを食べておりました。

恐竜のような迫力がある「タイヘイヨウアカボウモドキ」の骨格標本。

地球外生命体なデザインをしているホウボウ。
企画展示も楽しいですが常設の生き物たちはいつ見ても飽きません。
特別展示『鹿児島の外来魚50』

そしていよいよやってまいりました。
楽しみすぎて一番乗りで館内へ入場しております。

外来生物というのは興味ない人にはとことん興味のない分野だと思います。
そもそもどの生き物が在来種で、どの生き物が外来種かもわからないのがこの問題。
あからさまなペットショップに売ってるような熱帯魚でなければ生き物好きでも難しいです。
そんな身近で遠い問題を教えてくれるのが今回の企画展。

素晴らしい。
素晴らしいのですが、おそらくは大半のかたには興味のわかない分野なんだろうなぁと思いながら読み進めました。
しかしそれでもいいのです。
「鹿児島にも外来種っているんだー」くらいの認識を今回の企画展から得ていただけると私的にはうれしい。
そこからまたの機会に少しずつ知っていただけると幸いです。

実際に生きてる外来種を展示していたり

標本もたくさん展示されておりました。

イッシーくんも外来生物という衝撃の事実(元から住んでる在来生物かと思ってました)

ちなみに展示資料は冊子で配布もされているので自宅に帰ってからじっくりと読むことも可能です。
飼ったら最後まで
以前に執筆した保護犬猫にも言えることですが、ペットを飼ったら最期まで見るのは当然です。
特に今回の企画展でも展示されていた外来魚たちは飼えなくなったからと川や池へ放された魚たちも少なくありません。
この記事を読んでいる方々にはいないとは思いますが、そういう行為はしないようお願いいたします。
イルカショーを見て帰宅

赤ちゃんイルカのユキちゃんに癒されて今回の水族館は堪能させていただきました。
今回の企画展はちょっとお堅いかもしれませんが、ぜひとも足を運んでいただけると幸いです。
それでは次回の記事でお会いいたしましょう。
