朝夕はまだ冷えますが、日中はシャツ一枚で過ごせるくらいになり、春を肌で感じられるようになってきました。
道端に咲く花から、お花屋さんのウィンドー越しに飾られる花たちまで、街のあちこちが春一色です。
今の時期、
卒業式や入学式に欠かせないのが「花束」
イベントごとには、バラやチューリップといった華やかで存在感のある花が主役になります。
そんな中、「スターチス」に魅せられた花農家さんが鹿屋にいらっしゃいます。
派手すぎない色合いや花の形からか、
二番手、三番手の位置付けになってしまうことも多いのかもしれません。
私の中でもスターチスといえば、主役を盛り立てる名脇役のイメージでした。
世の中にはたくさんの花がありますが、そのスターチスをメインに花農家を営んでいるのが、
鹿屋市の波江野さんです。なぜ、スターチスだったのか❓
そんな興味もあり、今回お話を伺ってきました。

ピンクやサーモンピンク、淡いニュアンスカラーの花たちが風に揺れています。
現在、波江野さんの畑ではスターチス13品種、
宿根スターチス(シネンシス)4品種を栽培しているそうです。
ピンクスピネル、オランジェット、パステルキュート、シフォンピンク…。
やわらかな色合いがとても印象的でした。
中でも「オランジェット」は、波江野さんの畑から生まれた品種だそうです。(下の写真)

ピンクスピネルの枝変わりから見つかり、メーカーに相談して品種として世に出ることになったとのこと。
畑から新しい花が生まれるというのも、花づくりの面白さの一つなんだとか…


スターチスの魅力は、見た目だけではありません。
ドライフラワーにしても色が褪せにくく、長く楽しめる花としても人気があります。
現在、FMかのや の番組「大隅おはようラジオ」では、“週末ブーケ”としてスターチスの花束を提供されていて、
金曜日の抽選プレゼントとしてリスナーに届けられているそうです。
さて、ここで気になるのは、どこで買えるのか❓というところ… ですよね。
鹿屋市の「どっ菜市場」や、大隅各地の直売所などに出されているそうです。
いろんな種類のスターチスが、いっぺんに揃うと…
つい誰かにプレゼントしたくなる… かと思いますが、
まずはご自分にプレゼントしてみてはいかがでしょうか❓

こ〜んな花束、お部屋に飾ったら… 幸福度爆上がり。。間違いなし‼️
この後もドライフラワーとして私の日常に花を添えて貰おうと思います。
最後に、スターチスの花言葉を調べてみました。
変わらぬ心
永久不変
途絶えぬ記憶
誠実
愛の喜びなど、いくつか出てきました。どれも控えめで、ひたむきさが
主張しすぎないスターチスそのものを表しているようです。

波江野 秀樹さん
鹿屋農業高校生物工学科卒(二期生)
農林水産省野菜茶業試験場久留米支場 花き研究室(2年)
20才で花き農家として起業。
スカビオサ、スターチス、トルコギキョウ、その他草花。
2000年淡路花の博覧会
全国品評会 一般切花部門にて、農林水産大臣賞(トルコギキョウ)農林水産省農産園芸局長賞(スターチス)部門1位、2位
同年 県コンテストにて、鹿児島県知事賞(スターチス)
同年 農林水産祭(天皇杯)に、鹿児島県よりノミネート(受賞為らず)
その他、全国、県内、受賞多数。
スターチス作りは、高校での農家実習にて、内之浦岸良のスターチス農家でスターチスを学んだ事がターニングポイントで、其処から花作りの道を志す。現在、スターチスを13品種、宿根スターチス(シネンシス)を4品種。これがメインで、その他草花類を数種栽培。
スターチスのメインは、ピンクスピネル(ピンク)、オランジェット(サーモンピンク)、パステルキュート(淡いピンク)、シフォンピンク(淡いピンク)など、ニュアンスカラーと云われる淡い花色のスターチスを栽培。
オランジェットは、ウチの畑より生まれた品種(ピンクスピネルの枝変わり)で、メーカーに相談して、品種と為る(権利は種苗メーカーに帰属)
宿根スターチス(シネンシス)は、マルチーズ(白)、キノ・パッション(濃ピンク)、キノ・ルミナス(黄)をメイン。
4〜5年前より、FM鹿屋の帯番組「大隅おはようラジオ」にて、週末ブーケと銘打って金曜日抽選のプレゼントとして、番組に提供。ニュアンスカラーのスターチスの周知に努める。
