ちょうど今が見頃!
毎年この時期の楽しみ、「大田の彼岸花」。
田んぼ土手が真っ赤な花で埋め尽くされ、まさに圧巻!
赤と緑、そして黄金色の稲穂とのコントラストが美しく、つい写真を撮りたくなる絶景です。

愛情から始まった景色
この彼岸花の群生が生まれたのは、地元に住む上田篤さんが2008年に植え始めたのがきっかけです。
亡き妻が「この土手いっぱいに彼岸花が咲いたらきれいだろうね」と話していた言葉を胸に、雑草に覆われた土手を整え、一つひとつ球根を植えていったそうです。
今では約500mにわたって真っ赤に染まる光景が広がり、地元の人や観光客を魅了する秋の名所に。
上田さんの想いは、この赤いじゅうたんとともに今も語り継がれています。
写真を撮るなら朝か夕方がベスト
昼間の彼岸花もきれいですが、柔らかい光が差し込む朝や夕方の方がおすすめです。
赤い花がより鮮やかに映えて、ちょっと幻想的な雰囲気になります。
SNSにアップするのにもぴったりですよ〜
ちょっと寄り道:郡山八幡神社
すぐ近くにある「郡山八幡神社」もおすすめスポット。
焼酎の瓶に願い事を書く“焼酎落書き”で知られるユニークな神社で、落ち着いた空気が心地よい場所です。
彼岸花の余韻に浸るのにもぴったりですね。

行くときの注意点
アクセスは国道268号線沿いの「郡山八幡神社」(伊佐市大口大田1549)を目印に。
ただし、駐車場はごくわずかで、道路も細い農道です。農耕車優先なので、マナーを守って安全に。
最新の順路や駐車場の案内は伊佐市公式HPをチェックしてから出かけると安心です。
さいごに
伊佐市大田の彼岸花は、ただの絶景ではなく、誰かの大切な想いから広がった特別な風景。
ちょうど今が見頃なので、秋のお出かけにおすすめです。
ぜひ“赤いじゅうたん”を歩いてみてくださいね♪

