以前カゴシマガジンでもご紹介した春に開催される「いさドラゴンカップ」も人気ですが、伊佐の夏を語る上で絶対に外せないもう一つの熱い水上バトルがあります。
それが、夏祭りと連動して開催される「国体記念 伊佐市ドラゴンボート大会」です!
地域のコミュニティ対抗で繰り広げられるこのレースは、まさに地区のプライドと絆がぶつかり合う伊佐の夏の風物詩。
今回は、会場の熱気と共にお届けします!
ルーツは国体記念!地域の有志とコミュニティが創り上げた名物イベント
この大会のはじまりは、約50年に一度の「燃ゆる感動かごしま国体」を盛り上げようと、地域の有志の方々が「伊佐を熱くしたい!」と提案し、実施されたことにあります。
「自分たちの街を自分たちで盛り上げる」という有志の強い想いと、各地区の熱い絆がこの大会の原動力。
大会が始まって以来、地域コミュニティ対抗として毎年大いに盛り上がりを見せています。
レースであってレースじゃない!?
大会当日は、ドンドンと胸を打つ太鼓の音と威勢の良い掛け声が川面に響き渡ります。
勝利を目指してストイックに勝負へ挑むチームもあれば、イベントとして楽しむことを一番にするチームもあったりと、スタンスはそれぞれ。
ですが、どの艇に乗っている皆さんもそれぞれの想いで必死にパドルを漕いでいて、その姿がなんだかすごく素敵だなと、熱い気持ちになります。
ドラゴンボートは距離も長いし、全員で呼吸を合わせてまっすぐ進めるだけでも一苦労。
後半になれば腕も腰もパンパンで、水しぶきを巻き上げながら夢中で漕ぎ進める姿には、川岸からも温かい声援と大きな拍手が送られていました。
そして私も「平出水コミュニティ」のチームで出場してきました!
去年は決勝まで行けたのですが、今回は練習不足もあって結果は7位。
途中からは「マジでキツい……!」と心の中で叫びながら必死で漕いでいましたが、ゴールした瞬間にハァハァ言いながらみんなで顔を見合わせると、なんだかんだ笑えてきて最高に楽しかったですね。

陸の上も大賑わい!「湯之尾朝市」
盛り上がっていたのは川の上だけではありません!
当日は「湯之尾朝市」も開催されており、地元のおいしい食や特産物を求める人たちで陸の上も大賑わい。
レースの応援と買い物を楽しむ人々で、会場周辺は終日あたたかい熱気に包まれていました。
さいごに
約50年に一度の国体をきっかけに、地域の有志たちの熱意から生まれたこのドラゴンボート大会。
真剣勝負の熱気もあれば、みんなで笑い合う楽しさもある。
そんなたくさんの魅力が詰まった時間を、肌で感じることができました。
湯之尾朝市や夏祭りの賑わいも重なり、今年も地域みんなの「伊佐愛」が溢れるいい一日だったと思います。
観ているだけでも胸が熱くなり、自分たちの街がもっと好きになる、そんな素敵な時間を、ぜひ皆さんも来年は現場で体感してみてくださいね!
実行委員会の皆さん、そして参加された全ての皆さん、本当にお疲れ様でした!

