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環境カウンセラー『 立山 芳輝 』さん

 先日奄美大島の大和村に『アマミノクロウサギミュージアムQuru Guru(くるぐる)』がオープンしました。
 Quru Guru(くるぐる)のお話しはカゴマガライターのyuki miyaharaさんが書いていらっしゃるので参照して下さい。

関連記事:アマミノクロウサギに会える!体験型ミュージアムQuru Guru(くるぐる)

 ここに私の古くからの知り合いで、環境カウンセラー・自然観察指導員の立山芳輝さんが勤める事になったので、Quru Guruのお話しや昔のお仕事についてお話を伺ってきました。

Quru Guru の前身は小学校の飼育小屋から!?

 アマミノクロウサギは日本で初めて動物としての天然記念物に指定されました。
 指定されたのは1921年(大正10年)。この時に天然記念物という概念が世界にあった事に私は驚きを感じました。

 そこから時が流れて大和村立大和小中学校(現・大和小学校)では、当時の校長先生が生物関連に知見の深い方で、1963年から27年間にわたり、研究者の協力を貰いながら研究飼育を行っていました。
 Quru Guru ができた事で、大和小中学校に通っていた方々から当時の貴重な話が伺えているそうです。

重富海水浴場再生のお話し

 私と立山さんが出会ったのは立山さんが『NPO法人 くすの木自然館』に勤めていた頃の事です。

 くすの木自然館は今でも姶良市にある重富海水浴場を拠点に活動してます。
 重富海水浴場は現在、風光明媚な観光スポットですが、私たちが会った約25年前は海水浴場としてはどうだろう?といった感じの荒れようでした。

 駐車場はあるものの不法投棄が車が並び、近くには暴走族が走り、毎朝ゴミが散乱している状況だったそうです。

 まずは環境美化に努めようとゴミ拾いから始まり、そのゴミ拾いが縁で地域の方々からの協力を得られ美化が進み、その話を聞いた町や県が地域振興として何かお手伝いできる事はないか?と話に来てくれた事を立山さんは懐かしそうに語って下さいました。

地域に溶け込む立山さん

 くすの木自然館を退社された後はセブンイレブンの環境支援のお手伝いをしたり、農業歴史の文化調査をしたりと様々な環境に携わるプロジェクトをこなした後に今の奄美大島へ移住してきました。

 今回取材に伺う前日には、集落対抗のソフトボール大会に出場したりと土地にも馴染んできている様です。

 将来的にはもっといろんな挑戦をしながらスキルアップしていきたいと語る立山さん。
 今回オープンしたQuru Guru でも、素晴らしい仕事をしてくれるのではないでしょうか?

 

【 立山 芳輝 】
CHEST チェスト!代表
資格:自然観察指導員(NACS-J)、ネイチャーゲーム インストラクター、環境省 環境カウンセラー、国立公園指導員、Rescue3 Japan、ツリークライミング®ジャパンファシリテーター

連絡先
 TEL:090-3985-5428
 E-MAIL chest0506tachiyama@gmail.com

投稿者プロフィール

清永秀樹
清永秀樹
クリエイティブパフォーマンスBAN/代表
さつま忍者研究会/代表
H26~H29 KADOKAWA Walker plus 鹿児島県地域編集長(最終役職)