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竹島で初めて知った「十五夜」の楽しみ方。綱引きに相撲、最後は焼酎一升瓶!?

竹島で初めて知った「十五夜」の楽しみ方。綱引きに相撲、最後は焼酎一升瓶!?

「今日は中秋の名月です」
そんなニュースを見たことは何度もあるけれど、竹島に来るまで、正直、それがどうしたと思っていました。わざわざ月を見る習慣もなければ、お月見をした記憶もほとんどありません。

月見といえば月見バーガーくらいしか思いつかなかったわたしが、竹島に来て初めて知った十五夜の過ごし方。今回は、竹島で毎年行われているお月見の様子をご紹介します。

竹島では毎年、みんなで十五夜を楽しみます

わたしが竹島に来て驚いたのは、「十五夜」がちゃんとひとつの行事として残っていること。

竹島では毎年、中秋の名月の日に島のみんなで集まってお月見をします。会場となる学校の校庭には、果物やお菓子、お酒などのお供え物がずらり。

子どもから大人まで集まって、月が昇るのを待ちます。

恥ずかしながら、それまでのわたしにとって十五夜はカレンダーやニュースで見かける季節の言葉くらいの存在でした。でも竹島では、毎年みんなで集まって月を待つ。

ここに来て初めて、「お月見って本当にするものなんだ」と知りました。

とはいえ、月が出るまでただ空を眺めて待っているわけではありません。

竹島の十五夜、まず始まるのは綱引きと相撲です。

月が出るまで綱引き&相撲!

まずは、大人も子どもも一緒になって綱引き。

綱引きって地味に全身使うのでキツイんです。大人たちは1回でギブアップ。運動会前の子どもたちは練習もかねて、対戦を重ねていました。

それにしても「お月見なのに、なぜ綱引き?」とめちゃくちゃ不思議だったのですが、実は十五夜に綱引きや相撲をするのは、鹿児島をはじめ南九州各地に残る昔ながらの風習なのだそう。

綱引きが終わったら、今度は相撲。

子ども同士はもちろん、大人も参加して、月が出るまでにぎやかな時間が続きます。

そうこうしているうちに、空には少しずつ月が。

いよいよ、お月見の時間です。

月が出たら、みんなでお月さまを拝みます

綱引きや相撲を楽しんでいるうちに、いよいよ月が昇ってきました。

月が姿を見せたら、みんなで月に向かって二礼二拍手一礼。

それまでワイワイしていた雰囲気から一転、みんなで並んでお月さまを拝み、お参りを終えたら、御神酒をいただきます。

こうしてみんなで月が出るのを待って、同じ月に手を合わせる。

竹島に来るまでお月見にほとんど縁がなかった私には、なかなか新鮮な光景です。

無事にお月さまも拝んだところで、ここからは再びにぎやかな時間。お菓子を食べたり、おしゃべりしたりしながら十五夜の夜を楽しみます。

お供え物をかけたじゃんけん大会!

お月見も終盤に差しかかると、毎年恒例のじゃんけん大会。

竹島では何かを決めるとき、何かを分けるとき、とにかくじゃんけんがよく登場します。竹島の人、本当にじゃんけん好きだよね。

今回じゃんけんで争奪するのは、お月さまにお供えしていた果物やケーキなど。

勝った人から、好きなものを選んで持って帰れるシステムです。

運良くわたしはかなり序盤で勝利!

何をもらおうかなとお供え物を眺めていると、果物の横に焼酎の一升瓶を発見。

「これでもいいの?」

地区長に試しに聞いてみたら、いいらしい笑。言ってみるもんですね。

ということで、果物でもケーキでもなく、焼酎一升瓶をいただきました。

お月見に来て、まさか一升瓶を抱えて帰ることになるとは。

お月様を拝んだご利益かもしれません。

竹島で知った「十五夜を過ごす」という文化

竹島に来るまで、お月見とはほぼ無縁だったわたし。今では十五夜になると、みんなで集まって月が出るのを待つのが毎年恒例になりました。

綱引きをして、相撲をして、月を拝んで、最後はじゃんけん大会。こうして昔ながらの行事が今も当たり前に続いているのも、竹島のおもしろいところです。

来年の十五夜も、きれいな月が見られますように。

投稿者プロフィール

やまざきたかこ

鹿児島市から三島村竹島に移住して11年目。 竹島で唯一の商店「竹のいえ」で店長代理しながらWebコンテンツ制作&ディレクションをメインに、Instagram運用のビジネスオンラインスクール講師もやってます。 合同会社Kurumirai代表。

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