下豊留です。
鹿児島には、ビタミンと関りのある有名な偉人がいます。
医者の高木兼寛と研究者の丹下梅子です。
高木兼寛は、鹿児島で西洋医学を広めたウィリアム・ウィリスのお弟子さんです。

ウィリスについては、以前ご紹介していますのでご覧ください。

高木は、脚気の原因が栄養不足によるものだとつきとめたことから「ビタミンの父」と称されています。

丹下梅子は、金生町生まれのビタミンの研究者で、山形屋の入口の銅像が有名です。

女性で初めての帝大生

2人とも拙著『鹿児島偉人カルタ55』で選抜した、私も好きな偉人です。

鹿児島大学や鹿児島県立短期大学が協力して考えられた、「さつまビタミンロード」というお散歩コースがあります。
歩いて1時間程度で周れるのでお勧めです。

スタートはかごしま県民交流センター前にある高木兼寛とウィリアム・ウィリスの銅像から!

(左)ウィリアム・ウィリス(右)高木兼寛

鹿児島市中央公民館の方に歩き、西郷銅像を見ます。
西郷隆盛は、ウィリアム・ウィリスを鹿児島に呼びました。

次は、お茶を飲んでビタミンを摂りましょう。お茶の美老園本店へ。

山形屋に行き、丹下梅子の銅像を見ます。
山形屋の向かい側には、丹下梅子の生誕地の碑があります。

次は、泉公園へ。五代友厚の銅像があります。
五代友厚は、晩年は糖尿病になり高木兼寛に診てもらっていました。

泉公園からも綺麗に桜島が見えますが、もっと近づきましょう!
続いてはウォーターフロントへ!

錦江湾にはビタミン豊富な魚がたくさんいます。
桜島といえば、桜島小ミカンと桜島大根が有名です。
お時間ある方は、桜島へ行くのも良いですね!
最後は鹿児島県民交流センターに戻り、県政記念館2階のレストランで鹿児島の食を楽しまれてください!
ビストロ・ドゥ・レヴ (bistro-de-reve.com)

歩くと気持ちよいコースです!
「さつまビタミンロード」の詳細につきましては、以下サイトをご覧ください。
「さつま」ビタミンロード | モデルコース | 【公式】鹿児島市の観光・旅行情報サイト|かごしま市観光ナビ (kagoshima-yokanavi.jp)

また、来年2024年3月7日~9日、県民交流センターにおいて
第94回日本衛生学会学術総会が開催されます。

第94回日本衛生学会学術総会HP

3月9日(土)15:30~17:00には、市民公開講座がおこなわれます。
テーマは、「高木兼寛と丹下梅子:さつまビタミンロードを歩いて健康になろう」です。
講演1「高木兼寛を想う」
講演2「丹下梅子を想う」
講演3「ビタミンと健康」
講演4「ビタミンの賢い摂り方」
入場無料、先着500名ですので、ぜひご参加ください!

市民講座案内

投稿者プロフィール

下豊留 佳奈
下豊留 佳奈
オフィスいろは
下豊留佳奈(しもとよどめ かな)
鹿児島生まれの鹿児島育ち。
地元が元気になればと思いあれこれ活動しています。
共著に『鹿児島偉人カルタ55』(燦燦舎)
2021かごしまの新特産品コンクールで鹿児島県観光連盟会長賞を受賞しました。
第一工科大学と鹿児島第一医療リハビリ専門学校の非常勤講師
鹿児島県立図書館協議会委員
昔話と歩くことが好きです。