沖永良部島ケイビングのガイドのチカラ

さて、前編ではいつくかの妙をご紹介しました。後編では2つの妙をご紹介したいと思います。この素敵な景色は当たり前ですが演出です。洞窟に入るとどこかにスイッチがありポチッと押すとこの景色が広がり素敵な映える写真が取れる!wそんなことがあったら興醒めしてしまいませんか???でも、圧倒的にそう思っている人の方が多い気がします。今日ご紹介したい一つ目の「妙」は「ガイド(ガイド力)」です。認定ガイドが約1年間をかけ座学からフィールドワーク、救急のスキル、カメラの技術や鍾乳洞の知識などをみっちりと身につけた上でガイドを行なっているということです。そして皆さんガイドをするにあたりギア(道具)に非常にこだわっているということです。常にアンテナをはり新しいギアへアップデートしてお客様満足度を高めています。当たり前のことかと思うかもしれませんがこれがしっかりしているガイドがいて満足度が非常に高い、そしてリピーターも非常に多いということこれ「とても大切」です。もちろん私もガイドの皆さんと非常に仲良くさせてもらっていますがプロ意識・安全に対する意識も高く何より皆さんすごく人柄が良いガイドさんばかりです。本当ですか?と思う方は是非、体験しに沖永良部島へお越しください(笑)

大切な自然資源(洞窟)の管理
ケイビングプログラムが実施されるようになってあるタイミングからモバイルのカレンダー機能を使って洞窟の利用状況をガイドみんなで管理しています。これ、今風に言うとDX(デジタルトランスフォーメーション)だと思うんです。ガイドさんは「お客様を案内するのだけが仕事である」と皆さま思いがちだと思いますが、プログラムの情報発信、予約の受付、お客様のギアの点検&準備、お客様の送迎、プログラムの実施、お客様が使ったギアの洗浄や洗濯そして乾燥作業、こういった流れを繰り返しています。それもお客様に合わせながら・・。そんな中で予約表や手帳で行なっていたお客様からの問い合わせと予約をモバイルで同期しながら行える!当時は困りごとをみんなで集まって解決するために行った行動かとは思いますが今思えばまさに「DX」だと思います。このことが違うチームに洞窟で出会うことなく特別感を提供することができ、さらに、入洞と出洞の時間も管理されてるので安全管理にもつながっています。何かアクシデントがあって洞窟から出てこない場合でもガイドみんなが気付くことができるのです。こういったアイディアで工夫を重ねアクティビティを作っていくことで毎年参加者が増えていることは間違いありません。今年の夏もたくさんの予約がガイドの皆さんに入っていると聞いています。皆さんもぜひ絶景を見に来るのも、もちろんですがプロフェッショナルなガイドさんに会いに是非、沖永良部島へお越しくださいね。
お問合せお申し込みは下記ホームページよりお入りください。
一般社団法人ケイビング協会
一般社団法人ケイビングガイド連盟
世界屈指のガイドたちが皆様の沖永良部島へのご来島をお待ちしております。

