昨年も行ってきた、はーと・まるしぇですが、今年も行ってきました。
はーと・まるしぇは鹿児島市精神保健福祉交流センター(はーと・ぱーく)が中心となって行っているマルシェです。
はーと・ぱーくは、鴨池イオンの近くにあります。そして施設の目的は以下の通りです。
鹿児島市民を対象に精神障がいについて正しい知識を理解するための講座や、精神障がい者の生活の幅を広げ豊かにするための講座などのほか、精神保健福祉に関して考える機会となるための交流イベントを開催します。また専門の相談員がこころの健康に関する相談に応じます。
精神障害の有無に関わらず、立ち寄ってOKな施設です。

会場の様子






昨年と比べて、今年は最初から人が多く、にぎわっている印象でした。
そして回を重ねるにつれて、関係者以外の方も増えているように感じました。
事業所の紹介
今回はキッチンカーも合わせて、29のブースがありました。
今年はスタンプラリーもあり、子どもたちが楽しそうにブースを回っていたのが印象的でした。
それらのブースの中で、障害福祉サービスの事業所を中心に紹介したいと思います。
雰囲気を少しでも伝えたいので、写真を多めで紹介します°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
TAP工房
TAP工房では、ハンドメイドの小物や、携帯ストラップ、そしてコーヒーを販売されていました。小物の種類が多く、女性と子供がよくブースを訪れていました。
マルシェでの販売が中心ですが、鹿児島市下荒田にある事業所でも購入することができます。
ルダン
就労継続支援B型ルダンでは、ハンドメイドの小物を中心に販売されていました。
今回だけとのことでしたが、鍼灸師の経験がある利用者さんがマッサージをされていました。マッサージを受けましたが、「首と肩がとても固いので、動かしてください」と言われてしまいました。気を付けます(´・ω・`)
鹿児島国際大学 茶屋道ゼミ
事業所ではありませんが、鹿児島国際大学の茶屋道ゼミの皆さんは、リース作りのワークショップをされていました。
老若男女問わず、楽しそうに、集中して作られていたのが印象的でした。
そして皆さん、本当に上手で、かわいらしいリースを作られていました。
スクラム
就労継続支援B型スクラムでは、ハンドメイドの小物と、コーヒーを販売されていました。
また、レザーキーホルダーのワークショップもありました。
珍しいものとしては、ポーセラーツがありました。こういう珍しいものと出会えるのはマルシェならではです。
コーヒーを始めとしたものは鹿児島市真砂町の事業所でも購入できるそうです。
Refé & 月猫屋
Reféは、はーと・ぱーくで行われている、精神障害の方々が次のステップに進む場です。昨年と同様に、月猫屋と一緒にブースを出されていました。
色とりどりのアクセサリだけでなく、レモンケーキなども販売されていました。レモンケーキは個数限定なのですがお勧めです(昨年食べましたが、とても美味しかったです)。
IKIIKI堂
就労継続支援B型IKIIKI堂は、木工製品を中心に販売されていました。
中でも目を引いたのは、レーザーカッターを使っていたことでしょうか。とても面白いなぁと思いました。特に子供たちは「これなんだろう」と珍しそうに見ていました。
あい
就労継続支援B型あいでは、ハンドメイドの小物、特に縫物と編み物を中心に販売されていました。
今年の干支である「へび」をモチーフにしたフェルトのぬいぐるみがとてもかわいかったです。
また、編み物で目立ったのは机に鎮座していた亀でしょうか。とても大きいのですが、しっかりとしていました。
小さいものから大きいものまで作られるのはすごいです。
Sou Sou
就労継続支援B型事業所 SouSouでは、ドライフラワーを使った雑貨を販売されていました。
こちらのものは、事業所に併設されているお店でも購入ができます。
はーと・まるしぇは4月末に行われたので、母の日用のプレゼントに購入される方も多くいらっしゃいました。
Sou Souの運営会社である株式会社オレンジは、介護タクシーや民間救急をされているので、車を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
たんぽぽ
就労支援センターたんぽぽでは、ハンドメイドの雑貨と多肉植物を販売されていました。
オススメのものがないか伺ったところ「これがお勧めです」とブレスレットを紹介していただきました。
どれも色合いが鮮やかで可愛らしいものでした。
ODOMA
就労継続支援B型事業所 ODOMAでは、ハンドメイドのアクセサリや小物を販売されていました。
パッケージデザインだけでなく、商品のデザインもとても良かったです。
一番印象的だったのは、販売を担当されていた利用者さんたちがとても明るく、楽しそうにされていたことでした。
デイケア沙羅
デイケア沙羅は、玉里病院のデイケアです。
ストラップなどのアクセサリなどが目に入りますが、一番インパクトがあったのは、カブトムシでしょうか。幼虫を販売されていました。
ゆうあいの郷
就労継続支援B型ゆうあいの郷では、手作りのあみぐるみを販売されていました。
どれも可愛く、子どもから大人まで「かわいいね」と見ていました。
作るのには時間がかかるので大量生産はできないため、こういうマルシェで販売されているそうです。もし気になっている方はInstagramをチェックですね。
七福神
就労支援センター・七福神は、私のマルシェ紹介の記事ではよく出てくる事業所です。
レザークラフト、プリザーブドフラワーを中心に取り扱っています。
どちらもとても丁寧な作業で作られており、多くの方が足を止めて見ていました。
プリザーブドフラワーは、母の日が近いとのことで赤系が多めでした。こちらはInstagramのDMからでも問い合わせが可能です。
ランチハウス輪
ランチハウス輪は、はーと・ぱーくの2階にある飲食店です。
今回は軽食をメインに提供されていましたが、普段は日替わり定食などもあります。
OAZO
就労継続支援B型事業所OAZO(オアゾ)は、手書きのイラストを使った絵葉書やレジンクラフトを販売されていました。
レジンはアルファベットをモチーフにした可愛らしいものから、本物に近い目玉のアクセサリもありました。
こうした軽作業と呼ばれるものだけでなく、ICT系の仕事もされているそうです。
ラグーナ出版
ラグーナ出版は、出版事業の就労継続支援A型と、お弁当事業の就労継続支援B型での出店でした。お弁当は先日のノウフクマルシェで頂きましたが、とても美味しかったです。
出版事業の方は、書籍だけでなく、絵葉書なども販売されていました。さすが自社出版できるだけあり、印刷が綺麗でした。
先日、「ドキュメント九州」で紹介されていました。またテレビでの紹介があるそうなので、ブログを要チェックです。
悠々亭鴨池

悠々亭鴨池は、はーと・ぱーくの三階でお弁当を作っている就労継続支援B型事業所です。
今回もおいしそうなお弁当を販売されていました。
平日の日替わり弁当だけでなく、特注弁当も受けています。
みんと
就労継続支援B型 みんとでは、ハンドメイドのアクセサリなどを販売されていました。
シナプスのマスコットであるシンくんたちの羊毛フェルトを作られたのは、みんとの利用者さんです。
5月24日(土)、「みて・ふれて・かんじるマルシェ」を吉野公園で10~15時に、みんと主催で開催されます。
就労継続支援の事業所が中心に出店されるそうです。今回の記事で興味を持たれたのであれば、是非とも行ってみてください(∩´∀`)∩
コネクト
就労継続支援B型コネクトでは、観葉植物やコケ玉を販売されていました。
利用者さんたちが丁寧に世話をしているそうです。
こちらは、永吉にある事業所でも購入ができますし、オンラインショップでも購入が可能です。
天文館果実堂
天文館果実堂では、フルーツサンドやプリン、コースターなどのハンドメイドを販売していました。
甘いものを食べたいなぁと思ったので、いちごサンドを頂きました。クリームたっぷりで美味しかったです。
天文館果実堂は、こうしたマルシェだけでなく、鹿児島市のゴンザ通りに店舗があります。こちらにも今後行ってみたいです。
みなよし
就労継続支援A型事業所 障害者就労センターみなよしでは、しいたけと菌床、お弁当を販売されていました。
しいたけと菌床は珍しいからか、子どもたちが興味津々に見ていました。
お弁当は鹿児島市南栄にある、同社が運営する「カフェさんくす」のものです。ランチも美味しいそうなので、行ってみたいです。
いっぴん
いっぴんは、さつま町にあるお店です。就労継続支援B型ひすいの利用者さんが働く場を、ということでお店をオープンされたとのことです。
お店で販売されているからあげとベイクドチーズケーキ、事業所で作られた布製のハンドメイド商品を販売されていました。
せっかくだったので、手作りのベイクドチーズケーキを頂きました。
優しい甘さと、しっとりした感じでとても美味しかったです。こちらは2日前までの予約で購入が可能です。
ア・ライズ

就労継続支援A型事業所ア・ライズは、鹿児島市にある尾辻病院の売店運営や洗濯業務を担当されています。
売店の運営をされているとのことで、仕入れた飲み物を販売されていました。
こういうマルシェだと、飲み物がどうしてもコーヒーなどに偏ってしまうのでありがたい存在でした。
LUNA!RUNA!
LUNA!RUNA!では、手作りの布製品を販売されていました。
一つ一つ作られているそうで、可愛い柄の巾着やがま口などが並んでいて、見ているだけでも楽しかったです。
ココノワブレッド
ココノワブレッドは、キッチンカーで出店されていました。赤色で、目立つキッチンカーでした。
お昼ご飯をどうするか悩んだのですが、揚げたてという言葉に釣られて購入しました。
今回はキッチンカーでしたが、日置市の店舗でもパンを購入ができます。
cafe glycine

cafe glycineは、鹿児島県内の様々な場所に出店されているクレープ屋さんです。
はーと・まるしぇの会場では、クレープを持っている方を多く見かけました。
出店情報については、Instagramにカレンダーがありますので、近くに出店された際にはぜひ食べてみてください。
焼き芋マルシェ ホップ

ホップは、土日だけ出店しているキッチンカーです。
みんな大好きなお芋のスイーツを沢山取り扱っていました。
出店情報はInstagramで月ごとに告知されています。また出店依頼はInstagramのDMから依頼ができます。
やまカレー

やまカレーは、入口の近くでスパイスの香りを漂わせていました。カレーの香りはお腹が減ります。
鹿児島市を中心に出店されていますが、詳しい場所はInstagramで告知されています。
最後に
出店が多かったので、記事が長くなってしまいましたが……ここまで読んで頂きありがとうございました。
今回のはーと・まるしぇでは障害福祉サービスの中でも「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」という就労系が中心となっています。これらの事業所は、こうした商品の販売をした売り上げが、利用者さんの給料や工賃(※B型は訓練が目的で雇用契約を結ばないためこうして呼ぶ)となります。
マルシェは販路を作ることに加え、障害福祉サービスを知ってもらうという機会でもあります。
最近では、株式会社ekana(就労継続支援B型プレジール)が「一番街マルシェ」、株式会社NEXT(就労継続支援B型みんと)が「みて・ふれて・かんじるマルシェ」といった就労継続支援をしている会社がマルシェを開催していることもあります。
(余談ですが、みて・ふれて・かんじるマルシェはシナプスが協賛しています)
こうしたマルシェで障害福祉サービスを知り、実店舗がある事業所は一度訪れてみたり、通販がある事業所は販売サイトを見てみるのはいかがでしょうか。
「こんなものを売っているんだ」「こういうことをしているんだ」と知ることが多いと思います。
今後もこうしたマルシェや、事業所の紹介もしていきたいと思っていますヾ(*´∀`*)ノ
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