石窯でピザ焼き体験　-心地庵-

今年も夏休み、やってきましたね。
わたし自身が子どもだったころより、ずいぶん暑くなっているような気がします。
涼しい室内でゆっくりと過ごすのも良いですが、夏休みの思い出に親子でピザ焼き体験ができる姶良市蒲生町へ足を運んでみませんか？

蒲生町といえば、言わずとも知れた蒲生の大クス（蒲生八幡神社）がありますね。
樹齢1,500年、日本最大の楠ということで幼少期から何度か訪れたことがあります。
今回ご紹介するのは、蒲生の大クスから車で5分ほどの距離にある古民家 心地庵です。

築百数十年の古民家を手づくりで改装したというので驚き！敷地内は季節の花やハーブがたくさん！

入口のドアを開けますと、味のある店内に明るく響くおもてなしの声。
手招きされるようにカウンターへ向かうと、笑顔が素敵な受付の方にオーダーシートを渡されました。
心地庵は、ちょっぴり特殊なセルフオーダー制を採用しているようです。

まずは、メニュー表を見ながらオーダーシートを完成させていきます。

このオーダーシート、特出すべき点は、フレンドネーム！
お店の方に読んで欲しい名前を書くんです。
本名でも、ニックネームでも可。

ちなみに、ムスメは目にとまったネギのボールペンを見て「ネギ」と書いたためこの日は心地庵内で「ねぎさ～ん！」と呼ばれて少し恥ずかしそうにしていました。笑
名前を呼ばれる機会、意外とあるので名づけには要注意◎

店内は、開放的なワンフロア。和室のドアを取り払って空間を広くしているので圧迫感などなくゆっくり、まったりと過ごせる空間になっています。

ピザ焼きの順番を待っている間に、前菜（デリ）をいただきます。
心地庵のデリ、大好きなんです。
蒲生や姶良市周辺の、旬なお野菜を使って作られるサラダ。また調味料も手作りです。
国産若鶏のとりハム、スープもまた、じっくり丁寧に調理された奥行き深く優しい味わい。

ピザ同様、季節によって内容が変わります。

寒い冬には、からだを温めてくれる根菜
暑い夏には、身体がスッキリと目覚めてくれる野菜

薬膳の考えにもちょっと似ていますね。

さて、デリを食べ終わる頃にようやく名前が呼ばれました。
「ねぎさ～～ん！お待たせしました！」

なんとも言えない、フレンドネームで呼ばれるこの新感覚..
嫌いではありません。笑

外に出ると、オーダーシートに記載したピザが準備してありました。
わたしは、蒲生の特産品をつかった「カモゲリータ」
ムスメは、オーソドックスな「フレッシュトマト」

ピザは、石窯を使って自身の手で焼きますがテクニックや経験は不要なのでご安心を！
ピザ焼き職人さん（と、勝手に呼んでいます）が、しっかりとレクチャーしてくれます。

本格的な石窯は、薪で火を焚いています。
体験中の撮影も可能で、なんなら写真タイムまでしっかりとってくれます。お話上手なピザ焼き職人さんのエスコートであっという間に美味しそうなピザが焼きあがりました。

自分で焼き上げたピザって思うと、また一段と美味しそうに見えるものですね。
揚々と涼しい室内に運んで賞味します。

フレッシュトマトのピザは言うまでもなく美味しいのですが、「カモゲリータ」は今までにない斬新な組み合わせでいつものピザと違った味わいが楽しめます。チーズの代わりに、お豆腐。トマトソースの代わりに味噌。まさに和風なのですが、これがピザに合うから不思議です。是非ご賞味あれ！

ランチの締めは、甘味♡
今回はコーヒーゼリーのセットを注文しましたが、【本日のデザート2種とドリンクセット】をセレクトするとデザートも、地元のフルーツを使用し心地庵ならではの「美味し～い！」が堪能できますよ。

店舗情報

心地庵で、まったりと美味しい時間をすごしたあとは武家門通りがある蒲生麓をお散歩がてら巡ってみるのもおススメです。
https://tjkagoshima.com/kamoukankou/map.html

歴史と自然が息づく町、姶良市蒲生町に是非足を運んでみてくださいね。

投稿者プロフィール

はまだともみ

鹿児島（霧島市）生まれ、鹿児島育ち（鹿児島市在住）、鹿児島で子育て18年目。地元（鹿児島）愛が強めなworking motherです。 お仕事は中小企業で人事を担当。 趣味は、登山・料理・芸術鑑賞、時々ガーデニング（初心者）。 家を建ててから「照明」に興味がありDIYで自分好みの照明を作りたいな～と模索中！

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