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伊勢海老ファンディングってなに?三島村竹島に遊んで学べる公園を作る一大プロジェクト!

伊勢海老ファンディングってなに?三島村竹島に遊んで学べる公園を作る一大プロジェクト!

鹿児島県・三島村の竹島では、今、港の空き地に子どもも大人も集まれる新しい公園をつくろうというプロジェクトがスタートしています。公園を作る資金は自治体からの助成金だけでは足りず、自分たちで準備しなければならないのですが、その資金集めの方法が少し変わってるんです。その名も「伊勢海老ファンディング」。世にも珍しい、伊勢海老で公園を作るユニークなチャレンジについて紹介します。

竹島に「遊んで学べる場所」を作りたい!

今年、三島村竹島で、港に新しい公園を作ろう!という取り組みが始まりました。

この新しい公園は、地域の子どもたちや大人が集まって、自然の営みや島の成り立ち、いきものの暮らしについて身近に学べる場所を目指しています。

観光客にとっても島をより深く知るきっかけになるのはもちろん、地域にとっても大きな意味を持つプロジェクトです。

竹島に公園を作りたい理由

竹島は豊かな自然に囲まれた小さな島ですが、子どもたちが安心して遊べる場所や、地域の人々が気軽に集まれる公共の空間が少ない。

島の子どもたちは自然の中で遊びながら学ぶ力を育んでいますが、それをさらに広げ、教育や交流の場として活用できる公園があれば、暮らしがもっと豊かになるはず!

新しい公園ってどんな場所?

公園となる予定地は、7300年前、鬼界カルデラの大噴火が生んだダイナミックな地層が見渡せる観光拠点でもあり、湧き水が豊富な場所です。

ここには島内では珍しいテナガエビやウナギも生息していて、自然と触れ合えるスポットでもあります。

とはいえ、現状は草が生い茂り看板も見えない、荒れ放題状態。

正直、こんなとこまで足を踏み入れたことないです…。

そこでプロジェクトを通じて、地層や生きもの、食について楽しく学べる公園づくりを目指します。

資金集めはクラウドファンディングならぬ“伊勢海老ファンディング”?!

公園をつくるには、多額の費用が必要。

三島村の竹島は県立自然公園に認定されているため、助成金を活用して公園づくりを進めています。

が、しかし。

申請した金額の半分しか交付されず、資金が大幅に不足する事態に直面。急遽、不足分を補うために資金集めが必要になりました。

伊勢海老ファンディングってなに?

一般的にはこういう場合って、寄付やクラウドファンディングで資金を募ることが多いと思います。

でも、竹島はちょっと変わった方法を選びました。

その名も「伊勢海老ファンディング」

伊勢海老を釣って、売って、資金を集めます。(そのまんま)

伊勢海老はインターネット上だと、1kg8,000円〜10,000円以上で売られているのですが、伊勢海老ファンディングでは1kg 7,000円で販売しています。

ちょっとお得♪

しかも捕獲してすぐ冷凍しているので、超新鮮!!

こんなにたくさんの伊勢海老が獲れています。

竹島の伊勢海老って、見たこともないような超ビッグサイズなものばかり。

必要な資金は25万円なので、約36kg分の伊勢海老が必要です。

毎日のように伊勢海老網をかけていますが、まだまだ道のりは果てしない…。

伊勢海老で超豪華ランチ

伊勢海老ファンディングのため、日々伊勢海老漁をしているわけですが、網にかかったすべての伊勢海老が販売できるわけではありません。

網にかかっても弱ってしまった伊勢海老は売り物にならないため、食卓へ直行!

こんな豪華なランチになります。

刺身にしたり、ゆでたり、みそ汁にしたり、BBQで焼いたりはもちろん、てんぷらにしたり、エビフライにしたり、食べ方は無限大。

竹島の伊勢海老ファンディングをぜひ応援してください!

竹島の「伊勢海老ファンディング」は、公園づくりのための資金を、地元の豊かな海の恵みである伊勢海老で調達するユニークな挑戦です。目標金額は25万円。ご支援いただいた資金はすべて公園づくりに活用されます。

鮮度抜群の伊勢海老を手に入れながら、竹島の未来を支えるプロジェクトに参加できる伊勢海老ファンディング。

一人ひとりの応援が、島の活力となり、地域の未来を切り拓きます。ぜひ、竹島の伊勢海老ファンディングにご協力お願いします!!

伊勢海老ファンディングはこちら

投稿者プロフィール

やまざきたかこ

鹿児島市から三島村竹島に移住して11年目。 竹島で唯一の商店「竹のいえ」で店長代理しながらWebコンテンツ制作&ディレクションをメインに、Instagram運用のビジネスオンラインスクール講師もやってます。 合同会社Kurumirai代表。

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