サンゴ礁の島・喜界島では、温暖な気候と豊かな土壌により、1年を通してさまざまな果物が実ります。
今回は、その中で6つの果物をご紹介します。
パッションフルーツ

太陽の香りをそのまま閉じ込めたようなトロピカルフルーツ。
喜界島ではハウス栽培で大切に育てられ、ツルに並ぶ果実はまるで宝石のよう。
甘酸っぱく爽やかな香りと、口いっぱいに広がる濃厚な果汁が魅力です。
ヨーグルトやスイーツ、ドリンクにもぴったり。
収穫期には島の直売所やふるさと納税でも人気の一品です。
花良治(けらじ)みかん

喜界島原産の希少な在来柑橘。
古くから島の人々に親しまれ、最近では健康成分「ノビレチン」が注目されています。
香り高く、酸味と甘味のバランスが絶妙。
果汁を炭酸で割ったりと、多彩な楽しみ方ができます。
“喜界島の宝”とも呼ばれるみかんです。
島みかん(シマミカン)

青空の下で太陽をいっぱいに浴びた島みかん。
見た目は小ぶりでも、皮をむいた瞬間に広がる香りと濃い味わいが特徴です。
昔ながらの素朴な甘酸っぱさは、どこか懐かしい島の味。
秋〜冬になると庭先や集落の道沿いに鈴なりの実が見られます。
タンカン

喜界島の冬を彩る代表的な柑橘。
外皮は少し厚めですが、中はジューシーで濃い甘味。
鹿児島や沖縄でも人気のタンカンですが、喜界島産は香りが特に強く、贈答品としても喜ばれます。
太陽と潮風の恵みがギュッと詰まった一粒です。
メロン

喜界島では、温暖な気候を生かしたメロン栽培も行っています。
繊細なネット模様と上品な香り、そしてとろけるような甘さ。
丁寧に管理されたハウスの中で、一つひとつ愛情を込めて育てられています。
まだまだ栽培している農家は少ないですが、島の農家が挑戦する「高級メロン」は、観光客にも人気急上昇中です。
島バナナ

喜界島の庭先でもよく見かける、南国の象徴。
青い房からゆっくりと熟していく過程を見守るのも島の楽しみのひとつ。
小ぶりながら甘味が強く、皮をむくと香りがふわっと広がります。
自然の力だけで育つ「島バナナ」は、まさに島の恵みそのもの。

私も家庭菜園で島バナナを栽培。今回は台風も少なく、大成功でした!!!
知人にもお届けして、とても喜んでくれました。
終わりに
喜界島の果物は、どれも太陽・風・土・人の力が生んだ自然の結晶です。
一口食べれば、島の景色と空気が思い浮かぶような味わい。
ぜひ、旅の途中で、あるいはお取り寄せで、喜界島の果物の魅力を感じてみてください。

