鹿屋市で活躍するカメラマン、なっちゃん。
実は知り合いなのですが、つい先日南日本新聞で取り上げられていて、
彼女の活躍ぶりが紹介されていました。
趣味でカメラをいじっている程度なのかと思っていましたが…
このお方、なんだか面白いことになっています。
そこで今回は身近な人にスポットを当ててみました。

カメラの話しになると一瞬でスイッチが入るカメラマンのなっちゃんこと逢見奈保子さん
主婦からプロカメラマンへ転身して2年半。
最初は「これでいいのかな…?」と手探りで始めた撮影活動だったそうです。
それが今では、企業からの依頼が入ったり、自分で企画した撮影会が人気だったりと、気がつけばスケジュールはぎっしり。
これまで地域のカメラマンといえば、スタジオを構えて、七五三や成人式など“人生の節目”をお願いする存在というイメージでした。でも、なっちゃんの活躍を見ていると、ハレの日の撮影のスタイルも時代とともに変わってきたものだと、改めて感じます。
カメラ専門の学校を出たわけではない彼女ですが、カメラ好きが高じて尊敬するプロカメラマンのもとに弟子入りし、今の活動へ繋がりました。

そんな彼女が最近とくに力を注いでいるのが遺影写真だと言うのです。
最初に聞いたときΣ(‘◉⌓◉’)驚きましたが、話を聞くうちに納得出来ました。
「遺影を残すって、“最後のため”じゃなくて“今を楽しむため”元気な自分を残すって最高って思うの」 なるほど💡まさに、死を考えることは生を考えることそのものを指していました。

撮影の現場を見ていると、ご家族の皆さんが笑っている時間が多くて、「遺影」という堅い印象はすっかり消えてしまうんだそう…
そんな彼女に幾つか聞いてみました👇
――― 📸 Q & A interview ―――
Q. 一番うれしい瞬間は?
A.「撮影が苦手って言ってた人が、“楽しかった!”って表情になる瞬間!」
Q. 大切にしてることは?
A.「無理に笑わせないこと。家族の前で見せる“素の顔”が撮れたら最高」
Q. 遺影写真を撮る理由?
A.「“元気なうちに撮りたい”と言ってくれた方がいたから。その気持ちに応えたいと思った」
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最近の楽しみは都城までのホットヨガ通い。1時間のドライブが、気分転換にもなっているんだとか… 子育てを終え、自分の好きなことを楽しんでいると言う羨ましいまでの解放感が溢れています。
撮影した沢山の写真の中から幾つかお載せしたいなあと思います。

緩んだ表情がカメラマンとの心の距離の近さを感じさせてくれる一枚

つい先日、垂水の千本銀杏にて、プロのモデルさんに遭遇し撮影させて頂いた一枚
昨今、スマホで誰でも写真を撮れる時代になりました。それでも、本当に残したいのはなんでもない日々の表情だったりしませんか❓加工技術が進み綺麗に仕上がるアプリも登場しましたが、私はそんなお遊びにすっかりと飽きがきてしまいました。美肌になって目が3倍くらい大きくなった自分❓とは掛け離れた写真を見ても滑稽なだけ、、シワだらけになったけど力の抜けた顔で写っている自分の方がいいと気付いた気がします。そう、特別な日じゃなくていい。日常こそ宝物。
なっちゃんの撮影スタイルは、飾らず、気取らず、ふっとこぼれる自然な表情を大切にしています。
これからもきっと、誰かの“ハレの日”も、“いつもの日”も、そっと寄り添いながら写し続けていくんだろうな。友人として、そんな彼女の姿がとても誇らしいのです。
夫婦で撮るバックハグ、私もいつか撮影してもらおうかな…
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