
昔から沖縄や奄美ではヤギを煮込んだヤギ汁が親しまれており、祝い事や行事などで食べられています。
今回はヤギ汁を実際に作って食べてみました。
材料と作り方
- ヤギ肉(内臓なし):850g
- 冬瓜 :ヤギ肉と同じくらい
- ネギ:少々
- 水
- 塩
- お好みで味の素
【作り方】
ヤギ肉を下茹でしアクをとったら、肉が浸かるくらいの水を入れ、肉が柔らかくなるまで煮込む。
冬瓜を入れ20分くらいたったら塩で味をつけて完成。
それでは順に作っていきましょう。
ヤギ肉を買う

とはいえ奄美と言えども通常のスーパーではヤギ肉が手に入らないので買うフェーズから説明します。
ヤギ肉は奄美市名瀬にあるミートショップ重田さんで取り扱っています。

今回はヤギ肉を850gくらい買いました!骨皮付きでカットした状態で売っています。
島味噌が美味しいミートショップ重田さん
ちなみにミートショップ重田さんは牛・豚・鶏・ヤギと肉全般を扱うお店で、長く地元民に親しまれています。
生肉だけでなく豚味噌や味噌漬けも美味しいんです。
こちらはタン味噌。タン1本まるごとで売っているのでスライスした状態が下の写真です。

粒の大きな島味噌がお肉と抜群に合ってご飯のお供に、お酒のつまみに丁度いい。
何度もリピート買いするお品です。
ヤギ肉を下茹でする
作り方に戻ります。

すでにカットされているのでそのまま下茹でしていきます。

大きめの鍋にヤギ肉と水を入れ、沸騰したらアクを取ります。

結構大量のアクが。
おおむね取れたらザルにこぼして流水でしっかり洗います。

鍋の底にもアクが付くので洗っておきましょう。

ヤギ肉が柔らかくなるまで煮込む
このままではまだ肉が固いので柔らかくなるまで煮込みます。
弱火で5時間ほど煮込むそうなのですが、今回は時短のため圧力鍋を使用します。

肉が浸かるくらいの水を入れ、低圧で圧力をかけてから20分程度待ちます。

圧力鍋の使い方はお手持ちの説明書などを参考にしてくださいね
自然に圧が下がるのを待って開けると、歯で簡単に噛み切れるぐらいに柔らかくなっていました。

冬瓜を入れて煮込む

ヤギ肉と同じくらいの量の冬瓜を用意します。これはちょっと大きめの冬瓜だったのでこの半分くらいの量を使いました。
ちなみに奄美大島の方言で冬瓜は「しぶり」と言います。

種を取って皮を剥き、一口サイズに切った冬瓜をいれて柔らかくなるまで20分ほど煮込みます。

冬瓜に火が通り透き通りました。塩と味の素で味をつけて完成です。

美味しいヤギ汁が完成!

食べる前に小ねぎを散らして頂きます。
骨から出たヤギの旨味をベースに塩で味を調えるというシンプルさ。
柔らかいヤギ肉とトロトロに溶けた冬瓜が合うんです。

昔から親しまれる理由が分かります。
大変美味しくできました。
ヤギ肉のクセについて

私は奄美大島に来るまでヤギ自体食べたことが無く、ヤギ汁が人生初めてのヤギ料理でした。
と同時にヤギ汁との出会いは「ヤギってこんなに美味しいんだ!」という奄美に来て衝撃を受けた出来事の一つでもあります。
確かにヤギ肉は牛豚鶏のどれとも違うクセがあります。
個人的には羊(ラム)肉より食べやすいと感じますが、人によってヤギは苦手だったり、ヤギもラムも違った美味しさがあるという人もいたり本当に人それぞれです。
ちなみにヤギの内臓ごと煮込んで作るヤギ汁もありますが、その際はヨモギやショウガを沢山入れて作るそうです。
その分クセが強いそうなので、苦手な方は内臓を入れないで作る方が食べやすいかもです。
今回は作り方を紹介しましたが、奄美の島料理屋ではヤギ汁を食べることができるので、ぜひ奄美に来たら一度試してみてくださいね。

