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肩車ができない⁉︎ パパの存在意義

皆さんこんにちは!

いつも煽るような考えさせられるタイトルで書き出しをきっている、川﨑良太です。

今回、私のコラムを楽しみにしてくださっている皆さんに、晴れてお知らせがあります。

それは、私、川﨑良太に第二子が誕生したんです!

妻が大切に十月十日、お腹の中で育んでくれた、とてもとても愛おしい命。そんな愛おしくてたまらない息子が誕生しました。

さて、皆さんはご承知の通り、私は普段、電動車椅子に乗っていて、ヘルパーさんに生活を支えてもらわなければ日常生活を送ることができない重度障害者です。そんな重度障害者の僕がパパになった。それはどういうことなんだろう、果たして本当にパパになれたんだろうか。そんなことを考えてみたいと思います。

私には生まれた頃から障害があります。全身の筋力が徐々に衰えていくという重度障害を持っています。そんな私は、妻と2019年に出会って結婚しました。

すでに愛しの息子と一緒に生活していましたが、この度新しい命を迎えるということで、少なからず葛藤がありました。

僕は小さい赤ちゃんに対して、果たしてお父さん業をすることができるんだろうか。一般的なパパみたいに肩車をしたり、高い高いをしたり、一緒に思いっきり外で遊んだりすることができない僕にとって、どういうふうに愛せばいいんだろう。

いろんな葛藤がありましたが、それは僕なりに考えて行動をしていくことが正解だろうと思っています。

重度障害者歴38年。自分のことを理解しているつもりでいる僕は、とにかく「言葉を尽くすこと」を心がけました。

1. 赤ちゃんへの言葉かけ

   「可愛いよ」「大好きだよ」「愛してるよ」と、まだ言葉がわからない赤ちゃんにも、毎日毎日お腹の中から語りかけること。

2. 妻への感謝

   一生懸命に頑張ってくれる妻を愛して、ねぎらうこと。

僕にできることはこれしかありません。これしかないけれど、これを全力でやっていく。そう決めて、いろんな社会的サービスに助けられ、サポートで愛をいただきながら、今は(子供が)こんなに大きくなることができました。

世の中にはいろんな見方や視点があるのが常ですし、その人それぞれの価値観があるのも重々承知しています。けれども、「こんな家族もいる」「こんな家族のあり方もあるんだ」ということを僕は伝えていきたい。それを見た同じ境遇の人が勇気を持てる、そんなことが社会の中で繰り返されることで、いろんな人が生きやすくなっていくんだろうなと思っています。

僕自身、重度の障害を持って自立生活を始められたのは、先に生活をしていた先輩方のおかげでした。そんなことを考えながら、今も子育てをしています。もちろん難しいことや、うまくいかないこともたくさんありますが、これからも家族一緒に支え合って頑張っていきます。

結構個人的な内容になってしまいましたが、鹿児島にこんな人たちがいるんだということ、そして鹿児島にもしかしたらものすごく少ないかもしれないけれど、同じ境遇にある人に届けばいいなと思ってこの記事を書きました。もし同じ境遇で悩んでいる方がいたら、ぜひ連絡をしてみてください。

人生は、どんなことがあっても前向きに、そして楽しく進んでいけます。

ではまた!

投稿者プロフィール

川﨑良太

10万人に1人の難病当事者 普段は電動車椅子乗りながら愛する妻と息子と生活しています。 障害を持った人が地域で生活するための支援をするNPO法人CILひかり代表です。鹿児島がどんな人でも楽しく豊かに生活できるように車椅子の目線からいろいろな発信をしていきます!

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