夏になったな〜と思っていると早速始まるのが、「おぎおんさぁ」という鹿児島の夏祭りです。
今年もにぎやかに開催され、わが家も家族で行ってきました!
実は今年、思いがけず娘が「稚児上げ(ちごあげ)」という行事を体験させてもらうことに。(全然知らなかったです…)
今回は、その体験レポートとあわせて、「そもそもおぎおんさぁってどんなお祭り?」「稚児上げにはどんな意味があるの?」というところを調べてみました。
そもそも「おぎおんさぁ」ってどんなお祭り?

「おぎおんさぁ」は、鹿児島弁で「お祇園さん」を意味する、鹿児島市の八坂神社の祇園祭のこと。
京都の八坂神社(祇園神社)で行われる祇園祭をルーツとしているそうです。
江戸時代から続く、とても歴史のあるお祭りなんです。
もともと祇園祭は、疫病が流行したときに「悪い病を追い払いたい」という願いから始まったと言われています。おぎおんさぁも、悪疫退散(あくえきたいさん)・商売繁昌(しょうばいはんじょう)を願って行われてきました。
平成24年には鹿児島市の無形民俗文化財にも指定された、まさに鹿児島の宝物のようなお祭りなんですね。
毎年7月に開催され、2026年は7月3日(金)・4日(土)が宵祭(よいまつり)、5日(日)が本祭でした。天文館一帯が歩行者天国になり、お神輿や行列でにぎわいます。
子どもの健やかな成長を願う「稚児上げ」とは?

さて、今回わが家が体験した「稚児上げ」。
これは、子どもの無病息災と、健やかな成長を願う行事です。
稚児上げ
お子様の無病息災を願い、神輿の上で天高く抱き上げます。
最後に清めの塩を舐めさせて、神輿に近づけて健やかに育つように祈ります。
大きな掛け声とともに空高く抱き上げられるので、赤ちゃんはみんな大泣き。幼稚園ぐらいの大きい子はにっこりしていました。そんな子どもたちのいろんな表情も、稚児上げの見どころのひとつなんだそうです。
娘が稚児上げを体験してきました!
体験したのは、宵祭の7月4日。
夕方、家族でお神輿を眺めていたら、「お子さんもしませんか?」と声をかけていただいたんです。全くそんなこと思いもしなかったですが、次々と観覧していた赤ちゃんが参加していくので、うちもドキドキしながら、ありがたく体験させてもらうことにしました。
娘の順番が回ってきて、いざお神輿の上へ。
はっぴ姿のかっこいいおじさんに、神輿の上で大切に高く抱き上げられ、「〇〇ちゃんが、汚れなくよかおこに育ちますように〜!」「そいや!そいや!そいや!そいや!」と皆さんで掛け声をしてくださいました。
大きな声に包まれて、そりゃあ驚きますよね。しっかり泣きました(笑)。
でも見ていた私は、「わが子の健やかな成長を、家族以外の人が、一緒に願ってくれている」こんなにあたたかい行事だったんだと、泣いている娘の横ですっかり感動してしまいました。
娘が戻ってくると、お守りもいただきました。
本祭のご神幸行列

そして翌7月5日の本祭では、ご神幸行列(パレード)も見物してきました。
この日は風が通って、暑すぎずに過ごすことができました。
いつも見慣れない神社の方々の服装や、ふんどしでお神輿を担ぐ男性たち、また、背の高い傘の行列は、私たちにはとても珍しくいい経験になりました。
まとめ

正直、参加するまでは「稚児上げ」という行事をよく知りませんでした。それが、思いがけず声をかけていただいたおかげで、忘れられない夏の思い出になりました。
小さなお子さんがいるご家庭は、来年ぜひお神輿の近くまで行ってみてください。もしかしたら、わが家のように声をかけてもらえるかもしれません。泣いちゃっても、それもまた良い記念になりますよ。
歴史ある鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」。また来年も楽しみです。
8月にかけてまだまだ夏祭りがありますね。楽しい思い出を作りましょう!

