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『ちんこ弁当』と『珍棒羅』

 今回の記事は澄んだ目でご覧下さい。

 先日【鹿児島の『○○こ』を集めてみた]というタイトルで動画をアップしたところ、Instagramにおいては、なぜか一月経たないうちに10万再生超えました。

(YouTube では規制が入ってしまったのか、そんなに数字が伸びませんでした…。原因は全く分かりません。)

 そんな折、薩摩川内市では『ちんこ弁当』なるものが発売されたと聞き、取材に行ってきました。

ちんこ弁当

薩摩川内市で『ちんこ』と言えば団子でしょう

 ちんこ弁当を購入する為に伺ったのは、JR薩摩川内駅に併設されている『駅市』。
 ここでは薩摩川内市及びその周辺からの特産品を購入する事ができます。

 そして薩摩川内市と言えば、やはり『ちんこ団子』。

 名前のインパクトが良い感じに影響を与えているのか、今では九州圏内のサービスエリアでよく見られるお土産品になりました。この駅一でも売れ筋2位の商品だそうです。

 いちおう断っておきますが、『ちんこ』とは鹿児島弁で『小さい』という意味になります。

そしてこちらが新商品の『ちんこ弁当』

 今年の2月から販売を開始したそうで、『小さい弁当』という意味から『ちんこ弁当』と付けられたそうです。

『ちんこ弁当』1,000円(税込み)。 お弁当のパッケージもインパクトがありますね。

 薩摩川内駅には2階にフリースペースがあるので、そちらでお弁当をいただきました。

卵に隠れていますが、きびなごの唐揚げが入っています。

 中身はこんな感じ。
 地元の食材でおにぎり弁当を作りましたといった具合。
 お弁当箱が小さく見える為、かなり少ない様に見えますが、深さがある分、女性向けの量が入っている感じですね。

 西郷さんがプリントされたさつま揚げが良い個性を出しています。

 『ちんこ弁当』は駅市他、製造元のフラサクさんが卸している店舗で購入が可能です。

駅市 薩摩川内

住所:鹿児島県薩摩川内市鳥追町1−1
TEL:0996-20-7800
営業時間:9:00~19:00

珍棒羅

 せっかく薩摩川内市まで足を延ばしたので、私の作った動画にも出てくる『珍棒羅』を求めていちき串木野市にある浜崎蒲鉾店に向かいます。

 いちき串木野市にはツアーコースによく使われる『さのさ館』という物産館や『海鮮まぐろ屋』というお食事処があるのですが、その場所の前にあり、バスガイドさんの一押しで紹介されるのが、浜崎蒲鉾店です。

 ここの変わった売れ筋商品が『珍棒羅』。
 沖縄弁で『小さい貝』を指すそうです。(漢字は違います。)

 甘めのさつま揚げにホクホクしたニンニクスライスが入っており、焼酎のつまみやそのままおやつとしても美味しく食べられます。
 少しニンニク臭が強めかなと思いますが、一度食べてみて欲しい商品です。

(有)浜崎蒲鉾店

住所:鹿児島県いちき串木野市三井3092
TEL:0996-32-2229
営業時間:9:00~18:30

取材後記

ちんこ団子について

 薩摩川内市の『ちんこ団子』は保存技術が進んでからいろんなところで見る様になりました。

 昔は『しんこ団子』という言い方が主流だったと思うのですが、今ではネーミングの面白さから『ちんこ団子』の方が主流になっています。

 しかし『しんこ団子』の名称には「上新粉を使った団子」という意味の他に鹿児島県日置市にあった『深固院』で作られた団子という意味もあります。

 もう少しこういった歴史背景も伝わってくれると鹿児島観光の一助になるのではと考えます。

さつま揚げについて

 文化というものは伝播していくものです。
 この『さつま揚げ』に関しても日本においては沖縄の『チキアギ』に始まり、文化が北に伝わっていって『つけ揚げ』や『天ぷら』と言う地方もあります。

 この『つけ揚げ』がなぜ『さつま揚げ』と言われる様になったのか?
 一説によると第11代薩摩藩主・島津斉彬による殖産興業により、薩摩切子やかるかんの様に国外へ販売できる様にテコ入れが入ったという話がある様です。

 最近では鹿児島のさつま揚げは沖縄のチキアギの単なる模倣ではないか?という方々がいらっしゃいますが、鹿児島では「文化は伝わったものの、日本人特有の創意工夫から生まれたものが今の『さつま揚げ』である」と言える様に歴史研究をしておきたいところです。

投稿者プロフィール

清永秀樹

クリエイティブパフォーマンスBAN/代表 さつま忍者研究会/代表 H26~H29 KADOKAWA Walker plus 鹿児島県地域編集長(最終役職)

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