こんにちは。
鹿児島の夏を代表するお祭り、照国神社の六月燈の様子をお伝えします。
夕方17時ごろ、「ドンドーン!」とお祭りが開催を知らせる合図があり、運動会の朝みたいで、なんかいいなぁ~と思いました。
ワクワクが増します。
夕方は外を見るとまだ暑そうだったので、私は19時頃から行ってきましたよ。

六月燈(ろくがつどう)は鹿児島弁で、ろっがっどー
鹿児島ならではの夏の風物詩です。
開催日時とアクセス情報|交通規制に注意

お祭りは17時から始まっています。まだまだ明るいです。
照国神社の周辺は、歩行者天国となり、多くの人で賑わっていました。
令和7年六月燈は雨天決行と致します
令和7年六月燈交通規制のお知らせ
本年も下記の期間、図の通り交通規制を行いますので、ご迷惑をお掛け致しますがご承知おきの程、何卒宜しくお願い申し上げます。
※なお花火につきましては、天候により中止となる場合がございます。どうぞご理解ください。
記
期 間 令和7年7月15日・16日 17時~22時
規制箇所 図の通り
参照:https://terukunijinja.jp/news/information/令和4年六月燈交通規制についてのお知らせ/
六月燈ってどんなお祭り?歴史と由来を紹介
六月燈
鹿児島では7月に入ると神社やお寺で夏の風物詩ともいえる六月燈が県内各地で始まる。
この六月燈の始まりは、島津家初代忠久公・中興の祖忠良公・薩摩の英主と謳われた貴久公の御命日が旧暦の六月で、それぞれの菩提寺や檀家が慰霊のため燈籠を掲げたのが始まりといわれている。
当社では、御祭神の命日16日を頌徳祭、15日を宵宮祭として斎行している。
参照:https://terukunijinja.jp/event/

鹿児島の藩主島津家の忠久(ただひさ)、忠良(ただよし)、貴久(たかひさ)の命日が旧暦の六月で、その日に慰霊のために燈籠の明かりを灯したのが始まりだそうです。
初代:島津忠久(ただひさ) 1179年−1227年
ーー:島津忠良(ただよし) 貴久の父
15代:島津貴久(たかひさ) 1514年−1571年
「薩摩・島津家の歴史」より https://www.shuseikan.jp/shimadzu-history/
ちなみに照国神社は、島津家28代当主の島津斉彬(しまづなりあきら)を祀っています。
神号「照国大明神」とも呼ばれています。
境内に広がる思い思いの灯籠たち
鳥居をくぐると、大小たくさんの灯ろうが飾られています。
幼稚園生や小学生の可愛い作品、中高生の部活動の見ごたえのある作品など楽しく見ていくことができます。
地元企業の大きな灯ろうもあります。
灯ろうの明かりは本物のろうそくの火でした。暖かい明かりでいい雰囲気です。
照国神社の境内の様子
お茶の振る舞い

今回「いかがですか〜」と声をかけられ、お茶をいただけることに気づきました。
普段は、ご祈祷の待合室となっているところです。涼しくて座って休憩することができました。

温かいお抹茶とお茶菓子まで。ありがとうございます。
浴衣を着た方々が丁寧に振る舞ってくださいました。


カニさんかな?

いけばな


いけばなは、涼しげに生けられていました。
七夕かざり

色とりどりの短冊が用意されており、沢山の人が願い事を書き込んでいました。
風鈴

たくさんの風鈴でとても綺麗でした。多くの人が写真を撮っていました。
夏越のお祓い

六月に行われる神事だそうで、半年の罪・ケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願するものだそうです。

説明にあるとおりに、大きな輪っかをくぐらせていただきました。
無病息災!!
にぎやかな屋台と夜店を楽しもう!

鳥居の先には、たくさんの出店、屋台が立ち並んでいます。
鹿児島の若者がたくさん遊びに来ていました。青春してるな〜と微笑ましく思いました。
私が学生の頃もお祭りは一大事だったような気がします。みんなと浴衣を着ていったり、おばあちゃんに浴衣を着せてもらったりしたのもいい思い出です。
小さい子供連れのファミリーやご夫婦、缶ビール片手のお父さんたち。皆さん楽しんでいらっしゃいました。
鹿児島の夏を彩る伝統行事「六月燈」。
今回ご紹介した照国神社のほかにも、県内各地で開催されています。
夏の思い出作りに、ぜひ訪れてみてくださいね!