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24時間テレビを障害当事者が見て感じること

「愛は地球を救うのか?」

これは私が物心ついた時からずっと感じているテーマです。

どうも、かごしまがじんコラム担当(自称)の川﨑良太です。今回も私のお話を見てくださり、本当にありがとうございます!

さて、この記事を書いている最中、夏の終わりの風物詩「24時間テレビ」が始まりました。僕はこの番組が本当に心の底から嫌いだった時期があります。それは特に小中学校の頃の時代です。

なぜかというと、年に一度、自分と同じような境遇にある障害を持った人がテレビにたくさん出て、そして応援される。登山をしたり遠泳をしたり、いろんなチャレンジをしていく。そしてそれを芸能人をはじめいろんな方が涙ながらに見守り、募金を募っていく。日本中が慈悲の心、情けの心にあふれる。そして周辺では黄色いTシャツを着た方々が笑顔で募金を募っている。

そんな光景を見るとき、自分は社会の中で見せ物になった、そんな気持ちになっていたからです。本当にこの時期、この時間が嫌でした。「早く終われ」、常にそんなことを考えていました。

でも、今になって思うことがあります。これはもしかしたら、とても良い番組なのではないかということです。

それは障害を持った方に限らず、いろんな方が出る番組です。もちろん感動ベースに整えられているということは否定できませんが、それでもなお、日頃社会の中で目立つことができない、悔しい思いをしている、あるいは社会の構造上苦しみを感じざるを得ない人たちに、社会全体が年に2日間だけ注目をする、そんな貴重な時間なのではないでしょうか。

そしてまさにチャレンジをする人にとっては、多くの人の応援や番組の力を借りて達成できること、チャレンジできることを感じられる貴重な時間なのではないか。それが仮に感動として消費されたとしても、きっと画面の向こう側で泣いたり喜んだり笑ったりしている人たちは、人生の中でかけがえのない1分1秒、1日を過ごしているんじゃないか。そんな風に思えるようになったからです。

こうしてみると自分も大人になったなと感じざるを得ないですが、これはまた自分が出ることになったら違うのかもしれません。ただ、今はテレビの画面の中の人を純粋に応援したいですし、これからも障害を持つ者同士、たくましく生きていきたい。そんな風に感じるのもありなのかなと思っています。

皆さんは、24時間テレビをどんな気持ちで視聴しますか?

そんなことを考えながら過ごす、夏の日の終わりでした。

投稿者プロフィール

川﨑良太

10万人に1人の難病当事者 普段は電動車椅子乗りながら愛する妻と息子と生活しています。 障害を持った人が地域で生活するための支援をするNPO法人CILひかり代表です。鹿児島がどんな人でも楽しく豊かに生活できるように車椅子の目線からいろいろな発信をしていきます!

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