KKB鹿児島放送で活躍していた人気アナウンサー『馬場雄二』さん。昔から鹿児島にいらっしゃる方であれば、この名前を聞いて懐かしく思う方は少なからずいらっしゃるかと思います。
 彼が「ジャパネットたかた」に転職する為、鹿児島を去ってから約10年。今何をしていらっしゃるかご存じでしょうか?
 今回彼から新たなチャレンジを始めるという話を聞きまして、そのチャレンジに関する話を特別にカゴシマガジンへ寄稿していただきました。
(以下寄稿文)

元KKBアナが立ち上げたライブコマース「Babanet Channel」

 「KKBスーパーJチャンネル」キャスターや、「ジャパネットたかた」のショッピングキャスターの経験を生かして、鹿児島(日置市)出身の馬場雄二が始めたインターネットの動画配信で商品を紹介する「Babanet Channel」、皆さんもうご覧いただけました?コンセプトは「本当にいいモノだけを紹介する」。配信で紹介した商品は、そのまま購入することができるサービスです。

 中国や韓国ではもうすっかり定着したこのライブコマースという販売形態は、まだまだ日本では認知度が少なく、専門で取り組んでいるライバーは数少ないのが現状です。そんな中、ジャパネットでの10年の経験を生かして馬場が始めたのが、自分で商品を探して、自分でその魅力をしゃべって売るという、自己完結型のライブコマースです。

 これまでに、鹿児島の牛すじカレーや薩摩焼のほか、猫型クッションや電動工具、化粧品、飲料など幅広いジャンルの商品が紹介されていて、お客様から「こういうチャンネルを待っていた」と、喜びの声が寄せられています。ライブ配信の場合には、視聴者からチャットで寄せられる質問に答えることもできるので、納得して購入に至るケースが多いのが特長です。

 配信開始からわずか3日で、チャンネル登録者は1000人を超え、まだまだ伸び続けています。今まで「通販で衝動買いして失敗した」という経験のある方も、「ここなら安心」と思ってもらえるようなチャンネルを目指しています。KKB時代のニュース取材で鹿児島県内をくまなく走り回っていただけに、どうしても鹿児島のいいモノを紹介したい、という欲求が強く、商品のラインナップが鹿児島ひいきになりがちですが、しだいに全国から「うちのこんな商品も紹介して」など、提案も寄せられるようになりました。すべての商品を一度、馬場が自ら試して、使ってみて、その良さが実感できたものだけを、配信では紹介しているので、実際にボツになった商品も、結構あるのです。

 また商品紹介とともに、地域創生をテーマとして掲げていて、全国のまだ知られていない特産品などにスポットを当てています。手始めにスタートした東京都内にあるアンテナショップを巡る企画が大反響!鹿児島、北海道、沖縄など、それぞれの地域の魅力あふれる店内はさながら、現地の気分を満喫できるので、チャンネルを覗いたらちょっとした旅行感覚が味わえます。ぜひ皆さんも素敵なライブコマースの世界を堪能なさってください。

Babanet Channel(ガリレオ企画)
ホームページ:https://babanetch.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@babanet-channel

投稿者プロフィール

清永秀樹
清永秀樹
クリエイティブパフォーマンスBAN/代表
さつま忍者研究会/代表
H26~H29 KADOKAWA Walker plus 鹿児島県地域編集長(最終役職)