ゲームやアニメで見て1度は体験したいと思う総合格闘技の世界。
　実際にプロの大会も開かれ、今でも熱い戦いが繰り広げられています。
　今回はプロ格闘家として修斗に参戦し、鹿児島市で『volcano柔術&MMA』の代表をしている有川さんに「プロ格闘家になって大きな大会で試合をする為の道筋」についてお話しをを伺いました。

総合格闘技界の状況

ーー昔、グレーシー柔術等が流行っていた頃より総合格闘技の話を聞かなくなった様な気がするのですが、現状はどんな状況でしょうか？

　今でも活発に試合が行われていまして、ABEMA（旧 abema TV）だと気軽にインターネットを通じて試合が観られます。
　中央だけでなく地方大会も行われていまして、ファンの下支えがあって興行的にも成功しているところが多いです。
　近年は若い方達の活躍が目覚ましく、アグレッシブに動いているのでパフォーマンス的にも見応えがありますね。この世界は強ければUFCやone・ライジンといった大きな大会に出られるチャンスがあるので地方から参戦してくる方々が増えている様に感じますね。

プロの総合格闘家としてステップアップする為に…

ーー総合格闘技という事で様々な団体から強い選手が大きな大会を目指していると思うのですが、有川さんが参戦している『修斗』はどういった流れで大きな大会への道が開かれているのでしょうか？

　まずは修斗のプロライセンスを取得する必要があります。
　取得する方法は大きく2つあり、
１，5月から始まる地区大会を勝ち抜き10月に開催される全国大会で良い成績を残す。
２，ワンマッチやトーナメントなどの試合でポイントを貯めてトライアウトを受ける。
といったものがあり、条件を満たすと協会からライセンスを申請出来る事を告げられて晴れてプロになる事が出来る様になります。

　あと変わった流れですと、他団体でプロで活躍している方や柔道や空手などで良い成績を収めた方などは特例として無条件にプロライセンスをいただける場合もあります。

格闘技の楽しみ方

ーー近年は本格的に格闘技をやっていないYouTuberが大きな試合に出てきて注目を浴びる事も増えてきました。ああいった素人が戦う試合って観客からすればプロが行う試合より動きが判り易く楽しみやすいといった感想があるのですが、有川さんはどうお考えですか？

　昔は職人芸の様に相手を絡めとっていく様な戦術を取ったり、素人目には判らない技術で勝ちに持っていったりする試合が多かったのですが、最近は若い方を中心にガンガン動き回る試合をされる方も増えてきています。特にUFCの試合とかは非常に面白くなってきているので1度見ていただきたいですね。その中で目を肥やしていただいて、技巧派の試合が見える様になると格闘技の奥深さを楽しんでいただけると思います。
　幸い鹿児島でもプロ格闘技の興行が行われているので、情報を掴んで足を運んでいただきたいですね。

　更に興味が進んでプロの格闘家になりたい方は私の道場で対応が可能です。プロ志向の道場生が多いところですが、道場破りでなければちょっと興味を持った方でも老若男女問わず大丈夫です。1度ご連絡下さい。

＝＝ volcano柔術&MMA（鹿児島市）＝＝
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投稿者プロフィール

清永秀樹
清永秀樹
クリエイティブパフォーマンスBAN／代表
さつま忍者研究会／代表
H26～H29　KADOKAWA Walker plus 鹿児島県地域編集長（最終役職）