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須崎海岸近くにある隠れ家的なパン屋さん「パン工房マテリア」

 姶良市の別府川の河口の須崎海岸の近く、あいら自動車学校の向かい側にあるパン屋さんをご存じでしょうか。

 国道10号線を走り、南九州病院に向かって曲がり、工場が並ぶ地区を進みます。
「本当にこんなところにパン屋さんがあるのかな」と不安になりながらナビに従うと、パン屋さんが見えてきます。

 そこが、今回パンを買いに来たパン工房マテリアです。

外観

 木製の看板と、のぼりが目印です。
 駐車場はお店の隣に、広めにあります。ありがたいです。

店内

 白と木を基調にした店内は明るく、広く感じました。
 パンは中央に並んでいます。

 パンは日替わりだそうで、この日は以下の商品が並んでいました。

  • シュガークロワッサン
  • クリームパン
  • チョココロネ
  • クロワッサン
  • クッキーチョコこっぺ
  • 黒豆きなこコッペ
  • フレンチトースト
  • メロンパン
  • 米粉パン

 どれもおいしそうでしたが、バイクで来ていたので、溶けないクロワッサンとメロンパンを購入しました。

 写真を撮ることもなく食べてしまったのですが(食べた後に「あっ……」となりました)、どちらも美味しかったですヾ(*´∀`*)ノ 特にメロンパンは私の好物なのですが、最近食べた中では上位に入るおいしさでした。

 中央には並んでいませんでしたが、食パンも販売されています。
 一斤が350円は安いですね。
 それを好きな枚数に切って頂けるのはありがたいサービスです。

 店内の奥には、手作りの雑貨も販売されていました。
 中でもTシャツは気になりました。

加治木饅頭みたいなパン

 おいしそうなパンの中に、一種類面白そうなパンが売っていたので買いました。
 バッグの中でつぶれてしまいましたが、「加治木饅頭みたいなパン」です。
 名称が分かりやすいですね。

 食べてみた感想ですが、パンなのに、確かに加治木饅頭の雰囲気を感じます。
 あの蒸したような匂いもしましたし、中のあんこも加治木饅頭の雰囲気を確かに感じます。
 パンなのに、加治木饅頭。
 頭が混乱しましたが、おいしいから良し!と納得しました\( ‘ω’)/おいしいは正義です。

就労継続支援B型 kakeru(カケル)

 パン工房マテリアは、就労継続支援B型kakeru(カケル)が出している店舗です。
 就労継続支援B型とは何かですが、以下のような障害福祉サービスです。

通常の事業所に雇用されることが困難な就労経験のある障害のある方に対し、生産活動などの機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスです。
このサービスを通じて生産活動や就労に必要な知識や能力が高まった方は、就労継続支援(A型)や一般就労への移行を目指します。

 中でパンを作られているのは、障害を持った方々と、その方々を支援する支援員です。
 kakeruでは、他にも仕事を受注するなどして、一般就労に必要な知識・技術の取得を目標に活動されています。

 kakeruの運営元は、社会福祉法人 敬天会です。
 同法人は、就労継続支援だけでなく、共同生活援助(グループホーム)、放課後等デイサービスなど障害者に関わる事業所をいくつも運営しています。
 パン工房マテリアで販売していたTシャツですが、こちらも同法人の就労継続支援B型hopenで作られたものです。
 はるまちcaféというカフェもあるらしいので、そのうち行ってみたいと思います。


パン工房マテリア

住所 鹿児島県姶良市加治木町木田1395番地9
ホームページ https://www.sachikaze.jp/pages/33/
Instagram https://www.instagram.com/pankobomateria/

 

投稿者プロフィール

そーき
そーき
鹿児島県内をバイクでぶらぶらと走っている人です。
食べること、写真を撮ることが好きです。