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「おいしい」がテーマ

この記事は、2022年5月24日にカメラマンの湯之上元気がウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】に掲載したものです。当時の情報が掲載されています。

自然の物だけでお茶を作りたいよね!特に、地域の資源を大切に活用したい!

お茶の原料を大切に、少しずつ無農薬の畑を増やしていって、「おいしいお茶!」をテーマに頑張りたい。

そんなお茶農家の今村広嗣さんをご紹介します。

お父様がお茶農家として初代になりますが、今村さん自身は、もともとお茶農家を継ぐ予定ではなかったそうですが、ペットボトルが流行り出して、お茶がの需要が増えた事を気に、忙しくなった茶園を手伝うために帰ることとなりました。

サラリーマン生活をしていた頃は週休二日制でしたので、最初は休みなしの農家生活に慣れるまでが大変でしたし、お茶作りのノウハウもありませんでしたので、最初は苦戦の嵐でした。

思い通りに、お茶が育たない!何をしてもおいしいお茶にならない!

最初の五年間は本当に苦労の連続です。

しかし、今までやってきた失敗などが、最近になってやっと繋がってきて、思い通りのお茶に近づいてきました。15年目でやっとです・・・。

お茶作りの拘りとして、とにかくお茶の葉を強く蒸して揉み込み、常に「おいしいお茶作り」というテーマでお茶と向き合っています。

今村さんのお父様は、常に無農薬に拘り、お茶を作ってきましたが、その当時は、無農薬の需要が少なく、断念することもあったそうで、その意識をしっかりと受け継ぎ、もっと良いお茶を作っていきたいです。

少しずつですが、無農薬の茶園を広げています。

一番の課題は、虫除けですが、現在地元霧島市の黒酢を使ったり、ニームという物を使って虫除け対策をしています。

ニームとは、インドセンダンの事でセンダン科の常緑樹で、ニームを用いる事により、農薬を使わずにオーガニックでお茶の葉を栽培できるようになりました。安全で安心のニームを使うために、今村茶園のニーム発酵液は、ニームの種から自分たちで生産した物を使っています。

ニームは市販でも売られていますが、自分たちが作る茶園に使用するので、自分たちで成分などがわかっている物のみを使用したいという思いから、拘って作っています。

大変な作業ですが、お客様に自信を持ってお勧めするために一番大切な工程なのです。

自然の物だけでお茶を作る!そして、求める物は、「おいしいお茶!」です。

今後は、茶園全体のクオリティを底上げし、たくさんのお客様に飲んでいただきたいと思います。


今村広嗣/Imamura Hirotsugu

これからも「おいしいお茶作り」をテーマに、たくさんのお客様に飲んでいただける、おいしいお茶を作っていきます。


今村茶園

〒899-5113

鹿児島県霧島市隼人町嘉例川655-15

TEL:0995-43-9162

HP:http://www.imacha.jp


勝手に「霧島市肖像大使」は、カメラマンの湯之上元気が地元の霧島市で魅力的な人々に焦点を当てて制作しているウェブマガジンです。
https://genki.photo/

※カゴシマガジンに掲載している記事は、過去の文章を引用していますので、情報が正確でない場合がありますので、ご了承ください。


湯之上元気(https://yunoue.com)
(C) Genki Jenkins YUNOUE. | HJPI320510000052 (www.jpca.gr.jp)

投稿者プロフィール

湯之上元気|Genki Jenkins YUNOUE.

鹿児島県霧島市(旧:姶良郡福山町)出身 鹿児島を中心にカメラマンとして活動中 自身のウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】では、地元霧島市の魅力ある人々をカメラマン目線で取材し掲載中 (C) Genki Jenkins YUNOUE. HJPI320510000052 (www.jpca.gr.jp)

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