「そば茶屋吹上庵」といえば、鹿児島の人にはおなじみのお店ではないでしょうか。
お蕎麦やうどんを食べたいときに家族で訪れたり、おじいちゃんおばあちゃんとの外食で利用したりと、どこか懐かしい思い出がある方も多いと思います。
そんな「そば茶屋吹上庵」で、10月8日に毎年恒例の「そばの日」500円食べ放題イベントが開催されました。
年に一度の特別な日とあって、開店前からお店の外には長い行列ができるそう。約30分ほど並んで、おそばを4杯完食してきました。
「そばの日」をきっかけに、ぜひ鹿児島の「そば茶屋吹上庵」の魅力を再発見してみてください。
吹上庵の「そばの日」とは?

10月8日は、毎年恒例の「感謝のそばの日」。
“おそばに感謝!お客様に感謝!”という想いを込めて、かけそば・ざるそばをおかわり自由で500円(税込)という、夢のような企画が行われます。
おそばが500円で食べ放題になるなんて、そば好きにはたまらない一日ですよね。
吹上庵は、鹿児島県内に17店舗を展開する人気のそば処。
「挽き立て・打ち立て・ゆがき立て」にこだわった香り豊かな麺と、味わい深いそばつゆ、そしてどこか温かみを感じる接客が魅力のお店です。
そば茶屋吹上庵 | 鹿児島でおなじみの「そば茶屋」です
新そばの時季を迎えるのが10月であり、10=「そ」、8=「ば」と読めることからこの日を「そばの日」と制定したのは東京都麺類生活衛生同業組合。
美味しいそばをもっと多くの人に味わってもらうことを目的に定められました。
「そばの日」(参考:日本記念日協会 https://www.kinenbi.gr.jp/)
行列ができるほど人気!

私が到着したのは、11時半ごろ。
すでにお店の前には長蛇の列ができていて、ざっと50人くらいは並んでいたと思います。
食べ盛りの学生グループや家族連れ、ご年配の方まで、幅広いお客さんが並んでいました。
「私の分、ちゃんと残ってるかな…?」とちょっとドキドキ。
最後尾の看板を持っていたスタッフさんに「おそば、足りますか?」と聞いてみると、
「自分も心配になって聞きに行ったんですけど、昨年も足りたそうなので大丈夫ですよ!ものすごいフードファイターがいなければ(笑)」と明るく答えてくれました。
その一言でちょっと安心しました。列はわりと進みが良く、わくわくして待っていました。
500円でそば食べ放題!実際に行ってみた体験談

席に着くと、店員さんから「温かいのと冷たいの、どちらになさいますか?」と聞かれます。
食べ放題が前提なんだなと、この時点でテンションが上がります。
並んでいるとき、前にいた常連のお客さんが「温かいそばから食べると早くお腹いっぱいになるから、冷たいそばからがいいわよ」とアドバイスしてくださったので、冷たいざるそばからスタートしました。
おつゆには、とろろ入り!
食べ放題なのにこのサービスうれしいですよね。
まずはざるそばを3枚。おつゆのおかわりもできるので、最後までしっかり味わえます。
灰色がかった田舎そばは風味が豊かで、ツルツルっとどんどん食べられます。


スタッフの皆さんは忙しい中でも笑顔を絶やさず、「おかわりいかがですか?」と声をかけてくれます。
「さぁ、みなさんたくさん食べてくださいね〜!」と聞こえてきそうな、あたたかい雰囲気。
まさに心まで満たされるイベントだなと感じました。

温かいおそばは、ホッとするおいしさです。鹿児島らしい甘めのつゆでおいしくいただけます。
鹿児島の鰹節を使用したおだしやお水にもとてもこだわって作られているそうです。
お持ち帰りそばもお得に!

この日は店内だけでなく、お持ち帰りそばも特別価格になっていました。
食べて満足、家でもう一度楽しめる。“ダブルでお得な日”です。
家族へのお土産にもぴったりですね。
来年も行きたい!
「そばの日」は、吹上庵の温かいおもてなしと、食べ放題のワクワクを同時に味わえる特別なイベントでした。
500円という手軽な価格で思う存分おそばを楽しめるのは、他ではなかなかありません。
毎年この日を楽しみにしている常連さんが多いのも納得です。
来年も家族や友人を誘って行きたいと思います。
そばが好きな方、家族で楽しい食事をしたい方におすすめの「吹上庵そばの日」。
ぜひ来年は足を運んでみてください。心もお腹もきっと満たされますよ。


