今回は、2025年9月に、鹿児島市のかんまちあで行われた、かごしま障がい者共同受注センターのイベントに行ってきました(/・ω・)/
いつもであれば、開場から行くのですが、この日は仕事があり、終了間際だったのでほとんど見られませんでしたが。

せっかく来たので、いくつかの事業所さんを見てきました。
事業所紹介
ラグーナ出版

ラグーナ出版は、鹿児島市にある印刷を主とした事業所です。
メンタルクリニックなどにおいてある「シナプスの笑い」を発行しているところ、と言うとわかる方もいらっしゃると思います。

出版業の傍ら、製本技術を使いこうした豆本やノートを作り、販売されています。

ノートですが、表紙が大島紬だったり、ブータンの布を使ったりと、かなりこだわられていました。
その分価格はややお高めですが、持っているとおしゃれですよね。
こういうノートは市場に出にくいので、福祉イベントならではだなと思いました。
ラグーナ出版は就労継続支援A型以外にも、ポラーノ・ポラーリという就労継続支援B型の事業所があります。

ポラーノ・ポラーリは主に手工芸を作られています。
写真のピアス、ビーズだけでなく小さな折り鶴がついているんですよ。しかもピンセットなしで折ったそうです。
器用!

私が気になったのは、このイラストですね。
とてもきれいな色使いで、鹿児島の景色を描かれています。
このイラストを使った、ノートがあったので、そちらを購入しました。
太陽の丘
太陽の丘は、鹿屋市にある事業所です。主に農作業とお菓子の製造を行っています。

長命草は沖縄に自生する草で、栄養が豊富だそうです。
鹿屋でも育ったので、お菓子にしてみたそうです。とても意欲的な商品です。
春のノウフクマルシェで試食をさせていただきましたが、KANONはおすすめの一品です。

菊芋のシフォンケーキもありました。
菊芋は、水溶性の食物繊維が豊富で、健康に良いそうです。
あと右端にちらっと写っている、紅はるかのチーズケーキを今回も購入しました。
イベント限定商品で、サツマイモの香りがよく、おいしいんですよ。

一押しされたのは「イマヒマ?」というお菓子でした。

商品の名前は「今村製茶」と「ひまわり農苑」が由来だそうです。まさに農福連携ですね。
ちなみにパッケージの文字とイラストは、利用者さんが描かれたそうです。
よく見ると、イラストと味の文字が違うんですよね。かわいらしくて好きです。
サポートなごみ
サポートなごみは、鹿児島市にある事業所です。パンやお菓子を作られています。

このげたんはですが、よくあるげたんはに黒蜜をコーティングしてあります。
とても、とても甘いです。
それがお茶とよく合うんですよー。

面白い試みだと思ったのが、スパイスです。
育てて、加工するところまで一貫して行っているとのことでした。
唐辛子は加工が大変そうですが……(;´・ω・)
このスパイスは、生産量が少ないので、イベントでしか販売していないそうです。
「ノウフクマルシェ」が来週開催

こういう福祉イベントはいろいろなところでありますが、直近で大規模なものだと、ノウフクマルシェがあります。
昨年の秋と今年の春をカゴシマガジンで記事にしています。
また5月に出演した、かごしま街角通信でも少し触れたので、覚えられている方もいる……といいなぁ。
2025年秋のノウフクマルシェ「秋の収穫祭」は、2025年10月17日(金)と18日(土)の2日間、鹿児島中央駅前のアミュ広場で開催されます。
来週ですね!

今回の目玉イベントは、温州みかんの詰め放題、野菜の重量ぴったり当てチャレンジでしょうか。
農家の方で福祉と連携したい方、福祉の方で農家と連携したい方のマッチングコーナーもあります。
そして何より鹿児島県内の各事業所が作った農産物などが集合します。
「こんな事業所があるんだ」「こんなものがあったんだ」と新しい発見があり面白いので、ぜひ行ってみてください(/・ω・)/

