
奄美群島のほぼ中央に位置する喜界島。
観光地としての派手さはないけれど、この島には“暮らすように旅をする”楽しさが詰まっています。
透き通る青い海、ゆったりと流れる時間、そして島の人たちのあたたかさ。
ここでは、日常のなかに「特別な時間」が自然と転がっています。
釣りは 島の暮らしの一部

防波堤に竿を立て、潮の香りを感じながらのんびりと魚を待つ時間。
喜界島では釣りはレジャーではなく、生活の一部。
その日の晩ごはんは、自分で釣った魚。
グルクン、アオチビキ、ハタ類など…季節ごとにいろんな魚との出会いがあります。
釣り初心者でも地元の港から気軽に楽しめるのが魅力です。

時にはこんな大物も!!!
ロウニンアジ(GT)釣り好きにはたまらないバトルが繰り広げられる。
その他にも南の島の高級魚「ハタ類」

いろんな魚がたくさん釣れます。

海で遊ぶ ・ SUPで感じる“島時間”

海が静かな朝や夕方には、SUP(スタンドアップパドル)で海へ。
透き通る水の上をスーッと進む感覚は、まるで島と一体になるよう。
波の音と風だけが聞こえる贅沢な時間。
観光ツアーに頼らなくても、自分のペースで楽しめるのがこの島のいいところです。
自然のなかでキャンプを

海沿いでの焚き火やキャンプも、喜界島の楽しみのひとつ。
釣った魚を炭火で焼いて食べると、格別の味わいに。
島の自然が、まるごと遊び場になる感覚。
観光客でもキャンプスペースを利用できる場所があり、ローカルな体験ができます。
日常にある“ご褒美時間”
喜界島の暮らしには、特別な観光施設は多くありません。
でも、その分「自分で見つける楽しさ」があります。
竿を片手に港へ、SUPを持って海へ、友達と火を囲んで語らう時間。
日常が冒険で、自然が遊び場になる島です。
「日常を忘れ、行ってみたくなる島」

観光地を巡る旅とは違い、ここでは“暮らしに触れる旅”ができます。
気取らず、のんびり、自然のままに。
そんな喜界島で、自分だけの楽しみを見つけてみませんか?
編集後記
この記事を書きながら、改めて感じたのは「喜界島の楽しさは、観光地にあるわけじゃない」ということ。
そこに暮らす人たちが、日常のなかで楽しみを見つけ、自然と共に過ごしている。
この“素の喜界島”こそが、いちばんの魅力だと思います。
釣り竿を持って港へ行く人、夕方の海でSUPを楽しむ子どもたち、焚き火を囲む家族…。
そんな何気ない光景が、この島の宝です。
喜界島を訪れる人にも、観光地をめぐるだけでなく、自分の足で島の楽しさを見つけてほしい。
きっとその先に、「心に残る喜界島」があるはずです。
アクセス方法
喜界島へは、鹿児島または奄美大島からアクセスできます。
- 🛩 飛行機
- 鹿児島空港 → 喜界空港(約1時間)
- 奄美空港 → 喜界空港(約10分)
- ⛴ フェリー
- 鹿児島港 → 喜界島(夜出発〜翌朝着/約11時間)
- 奄美大島(名瀬港)→ 喜界島(約2時間)
アクセス手段はいくつかありますが、初めての方には飛行機利用が便利でおすすめ。
港に降り立つフェリー旅は、島ならではの“スローな時間”を楽しみたい人にぴったりです。

