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島に寄り添う介護の現場から

井上貴喜さんが語る、喜界島の介護の「今」と「これから」

緑豊かな海辺を背景に、穏やかな口調で語ってくれたのは、荒木集落出身の介護福祉士・井上貴喜さん
今回の「喜界島TV」では、島の介護現場に身を置く井上さんに、現場のリアルな声と、島に対する想いを語っていただきました。

喜界島TVでは

喜界島の情報番組!

・喜界島の情報発信 ・観光(スポット)紹介

・各集落で行われる伝統行事やイベント映像

・企業や特産品の紹介

・喜界島に関わる様々なジャンルの方々との対談(インタビュー)

・防災案内、状況報告

・喜界島の現状を追うドキュメント ・バラエティー企画 など。

喜界島に関する情報を発信していく番組です。

毎週日曜日、朝8時配信しています。

KHK(喜界島放送協会)

介護の現場が抱える課題

「今、現場は人手不足が深刻です」
そう語る井上さんは、島における介護人材の確保が年々難しくなっているといいます。高齢化が進む一方で、若手人材の流出や、資格取得までのハードルが課題となっているのが現状です。

特に離島という地域性ゆえの問題もあるとのこと。専門的な研修や実習の場が少なく、「学びたいと思っても機会が限られている」という声も少なくないそうです。

「この島で働きたい」と思える環境づくりを

それでも井上さんは「島で暮らしながら、島の人のために働くことにやりがいを感じている」と笑顔を見せます。
利用者との信頼関係や、家族のような距離感の中で、介護の仕事がただの「仕事」ではなく、「生きがい」にもなることを実感しているとのことです。

また、「若い人が戻ってきたくなる仕組みづくり」として、資格取得支援、島内でのキャリアパスの提示など、未来に向けた提案も語ってくださいました。

介護の魅力と使命感

「介護は、人と人が向き合う仕事。相手の人生に寄り添うという意味で、とても奥深く、やりがいがあるんです」
そう話す井上さんの言葉には、誇りと温かさがにじみ出ていました。

編集後記

今回の取材を通して見えてきたのは、喜界島の介護現場に必要なのは“制度”だけでなく、“人の想い”であるということ
井上さんのように、現場で誠実に向き合う人がいることが、島の福祉を支える力になっています。

喜界島TVに出演!介護福祉士:井上貴喜さん

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投稿者プロフィール

どき かずき
どき かずき
土岐和貴(どきかずき)38歳
はろーじー代表/喜界町議会議員2期目/KHK(喜界島放送協会)サポートパートナー
【事業内容】
●動画制作・パソコン講座・HPデザインなど
●セカサポ(生活サポート・家事代行サービス)

【議員活動】
喜界島はかけがえのない存在。
先人たちが築いてきた島を守っていくために。
そして子どもたちの未来のために活動中。

【喜界島TV】
島の魅力を映像を通して配信。
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