三島村竹島の名産といえば、大名筍…だけじゃない!竹島に来たら、一度は味わってほしいおやつがあります。月桃の葉で包んだ、香り豊かな郷土菓子「まんのは団子」です。包みを開いた瞬間に広がるさわやかな香りと、素朴でやさしい甘さ。
派手ではないのに、なぜか印象に残る。竹島名物「まんのは団子」の魅力と、食べられるタイミングについて紹介します。
竹島名物「まんのは団子」ってなに?

「まんのは団子」は、月桃(げっとう)の葉で包んで蒸し上げる、竹島の郷土スイーツ。包みを開いた瞬間にふわっと広がる、さわやかな香りが特徴です。
月桃とは、沖縄や奄美大島など亜熱帯地域に自生するショウガ科の多年草。
葉には防腐作用や抗菌作用があるとされています。
そのため、昔から食品を包む素材としても重宝されてきたそう。香りづけだけでなく、保存性を高める役割もあるというのは、昔の人の知恵ならではです。
ポリフェノールも豊富で、保湿や抗酸化などの働きがあるともいわれているので、コスメやアロマにも使われて、親しまれてきた植物でもあります。

この月桃の葉を使って竹島の「まんのは団子」は作られていますが、実は月桃の葉を使ったスイーツは竹島だけのものではありません。
例えば沖縄では「ムーチー(鬼餅)」に使われたり、奄美地域でも似たような蒸し菓子が作られています。
黒糖の甘みを活かしたものや、もちっとした食感を楽しむものなど、地域ごとに少しずつ違いはありますが、共通しているのは「葉の香りごと楽しむ」ということ。
その中でも、竹島の「まんのは団子」は、より素朴でやさしい味わい。特別なお菓子というより、暮らしの中で受け継がれてきた“いつものおやつ”のような存在です。
派手じゃないのにハマる、「まんのは団子」の秘密

正直に言うと、「まんのは団子」は見た目のインパクトがあるタイプのお菓子ではありません。
カラフルでもなければ、華やかなトッピングがあるわけでもない。どちらかといえば、かなり地味です。
でも、不思議と記憶に残る。
そして、もう一度食べたくなる。
その理由は、香りと食感のバランスかなと思います。
月桃の葉からほんのり移ったさわやかな香りと、もちっとしたやさしい口あたり。
この組み合わせがちょうどよくて、ついつい食べ過ぎてしまう…!

派手さで惹きつけるのではなく、じわっと好きになるタイプ。
「まんのは団子」は、そんな“あとから効いてくるおいしさ”を持ったスイーツです。
特別感というより、どちらかというと日常に近い感覚で食べたくなる味。
それが、この団子のいちばんの魅力かもしれません。
竹島で「まんのは団子」を高確率で食べられるのはこの日!
これだけ推しておいて何なのですが、この「まんのは団子」は竹島で売られているわけではありません。
そのため、観光でふらっと訪れても、いつでも食べられるとは限らないのが正直なところです。
じゃあ、いつ食べられるのか。
それは「節分」です。

竹島では、節分のときに棟上げのようにお菓子やお金を撒く風習があり、その際にこの「まんのは団子」が登場します。
このタイミングであれば、まんのは団子に出会える可能性はぐっと高くなります。
ただし、超人気商品なので真剣に拾ってくださいね。
節分は地域の行事なので、観光向けに用意されているわけではありませんが、こうした文化の中にこそ、竹島らしさが詰まっているともいえます。
竹島の節分についてはこちら。
家でも作れる「まんのは団子」

竹島名物「まんのは団子」は、実は家庭でも作ることができます。
材料はとてもシンプルで、上新粉や砂糖、水などが基本。これをこねて団子状にし、月桃(まんのは)の葉で包んで蒸し上げるだけです。
ポイントは、やはり月桃の葉。
蒸すことで葉の香りがほんのり移り、あの独特の風味が生まれます。
特別な工程はないので、材料さえそろえば意外と気軽に挑戦できます。
竹島の味を自宅で楽しめるのも、この団子の魅力のひとつです。
詳しいレシピや作り方はこちらを参考にしてみてください。
竹島に来たらぜひ「まんのは団子」を食べてみて
竹島の「まんのは団子」は、派手さはないけれど、じわっと印象に残るスイーツです。月桃の葉の香りと、素朴でやさしい味わい。このシンプルさが、逆にクセになります。
いつでも気軽に買えるものではないからこそ、出会えたときの特別感もひとしお。節分などのタイミングを狙って訪れれば、より竹島らしい体験ができるかもしれません。竹島に来たら、ぜひ一度味わってみてください。


