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薩摩焼の里 美山 【MIYAMA Biennale】

桜が咲き、藤が香り、そうこうしていたらGWがやってきますね。
超大型連休になる方もいるのでしょうか。どこかに遠出も良いでしょうし、鹿児島でゆっくりと過ごすのも良いでしょう。
GWの鹿児島は各地でイベントも開催される予定で、どこに足を運ぼうか悩ましい..そんな方に薩摩焼の里 美山で開催中のアートな12日間【MIYAMA Biennale】と美山地区のおススメの店舗をご紹介します!

美山地区について

美山の歴史は、16世紀末の文禄・慶長の役に遡ります。出兵した島津義弘は、朝鮮半島から優れた技術を持つ陶工たちを日本へ連行・移住させました。
彼らが最終的に定着したのが、現在の鹿児島県日置市にある美山(旧名・苗代川)です。ここから、薩摩焼の歴史が大きく動き出しました。

(イラストは生成AIを使用)

江戸時代、美山(苗代川)は薩摩藩の管理下に置かれ、陶工たちは一定の保護を受けながらも、独自のコミュニティを維持していました。
その中で、藩主への献上品として洗練されていった「白薩摩」と、庶民の生活に根ざした力強い「黒薩摩」という二つの系統が発展します。
とりわけ幕末から明治初期にかけては、1867年パリ万国博覧会などを契機に、その高い芸術性が欧州で評価され「SATSUMA」として世界的な人気を博しました。

(イラストは生成AIを使用)

現在の美山は、単なる「陶芸の里」にとどまりません。
異国の地から渡ってきた陶工たちが、この地に根を下ろし、技と文化を紡いできた時間。その積み重ねの上に、歴史の続きを描き始めています。

2026年4月25日から開催されているMIYAMA Biennaleは、そんな美山の“今”を体感できる象徴的な取り組みです。伝統ある薩摩焼の郷そのものを舞台に、工芸と現代アートが交差し、集落全体がひとつのギャラリーへと姿を変えます。

土を焼き、形を生み出してきた場所に、新たな解釈と感性が吹き込まれる――
その風景は、過去と現在が静かに重なり合う、美山ならではの時間です。

歴史を知ったあとに歩く美山は、きっと見え方が変わるはず。
この特別な期間に、土地の空気ごと味わいに訪れてみませんか?


MIYAMA Biennale

はまだ
はまだ

「MIYAMA Biennale(美山ビエンナーレ)」って、どんなイベントなの?

  • 伝統的な薩摩焼の郷として知られる「美山地区」全体を美術館に見立て、窯元、ギャラリー、カフェなどを会場に、国内外のアーティストの作品が展示されます。
  • 自然、文化、暮らしがアートと交わる、地域体験型のアートフェスティバルです。

開催概要を教えて!

  • 会期: 2026年4月25日(土) 〜 5月6日(火・祝)
  • 会場鹿児島県日置市東市来町美山地区(窯元、ギャラリー、カフェ、自治公民館など地区内の複数箇所)
  • 時間: 11:00 〜 17:00(場所によって異なります。詳しくはHPをご覧ください。
  • HP/:https://www.miyamabiennale.info/
  • 料金: 1日券 1,500円 / フリーパス 1,800円(※高校生以下無料)
    ※店舗によって、有料・無料

2026年第1回美山ビエンナーレのテーマは【目覚めの景色】。ジャンル(画家、イラストレーター、陶芸家、現代美術作家など)の境を越えて、あらゆるモノづくりがひとつの森のように息づく場。光が差し込み、色と音がひらく、その瞬間の目覚めを祝う祭典です。
今回は26名のアーティスト、3つの団体が参加!
歴史や伝統を新しいもので上書きして消すのではなく、この土地に積み重なってきたものをリスペクトしながら、新しい表現を重ねていく。そんな意味が込められたイベントです。

沈壽官茶寮 美山

美山地区の中で、お食事をする際にリピートしているのが【沈壽官茶寮(ちんじゅかんさりょう) 美山】
美しい庭園に、美味しい薬膳料理。五感を癒して、慈愛できる空間と時間を堪能できます。


薬膳料理ときくと、なんだか薬っぽい不味い食事をイメージしてしまいますが、そんなことはなく。
季節や体調、体質に応じた食材をシンプルに取り入れ健康維持や病気予防を目的とした食事です。

素朴な味わいが、心もお腹も満たしてくれますよ◎

薬膳にゅうめん

個人的に好きでよく頼むのが、薬膳にゅうめん。お出汁が体に染み渡るような美味しさ!クコの実のドレッシングも、ごま豆腐も素材を生かした滋味感のある小鉢ですね。
シンプルな薩摩焼に彩も鮮やかに映えます。

美山陶遊館

400年の伝統を持つ薩摩焼を「見る・買う」だけでなく、自分の手で「作る」楽しさを教えてくれる、美山のコンシェルジュのような場所がこちら。美山陶遊館。

「陶芸ってハードルが高そう……」なんて心配は無用!専門のスタッフさんが優しく手ほどきしてくれるので、お子さんはもちろん、初心者さんでも安心して“土遊び”に没頭できます。

美山ビエンナーレでも会場のひとつとなっておりますので、探索しながら是非寄ってみて下さい♪

(2023年1月に子どもと一緒に陶芸体験をした際の様子と作品をご紹介します~!)

陶遊館には、体験できるメニューが複数あります。
(内容は2026年4月時点のHPより抜粋)


【館内体験 通常コース】

ろくろ体験¥3,740
所要時間:約45分*粘土1kg、作品2個まで
手ひねり体験¥2,735
所要時間:約2時間*粘土1kg、作品2個まで
絵付け体験¥2,735
所要時間:約1時間*作品1個
薩摩ボタン絵付け体験¥3,520
所要時間:約1時間*作品1個+アクセサリー

当時、小学5年生の娘との陶芸体験。
こういうのって、案外子どものほうが上手だったりしませんか?笑

娘は、平皿とコップを作っていました◎
わたしは、サラダボウルが作りたくて先生に「同じ形、同じ大きさのサラダボウルが作りたいです!!!」と伝えましたら、
「それができたら今すぐに職人になってもらわないといけませんね~笑」
と言われたのを覚えています..苦笑

陶芸の世界も1日にして成らず。イメージ通りの作品を作るのは難儀ですが、体験を通して自分で作った陶器で食事ができることを思うと少々の歪さは愛おしさと表裏一体です!(と、いうことにしましょう)

左奥が娘の作品。手前がわたしのサラダボウルです。

焼成後は、全体的に小さくなるとのこと。
色付けは、好みの釉薬を選んで陶遊館にお任せ!

仕上がりは約1カ月後です。

こんな感じで、可愛いサラダボウル?が完成しました!
制作して3年ほど経ちますが目的のとおりサラダボウルとして使ったり、煮物を入れたり、中々に使い勝手の良いサイズ感で気に入って使用しています。

陶芸体験は、とても人気で予約は必須!当日予約だと満席の場合もあるので計画的に利用されるのをお勧めします◎

美山陶遊館

住所〒899-2431鹿児島県日置市東市来町美山1051
Google MAPで確認する
電話番号099-274-5778
営業時間9:00~18:00
定休日月曜日※祝日の場合は翌日がお休み

HP/https://touyukan.com/menu/
Instagram/https://www.instagram.com/miyamatouyukan?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==

投稿者プロフィール

はまだともみ

鹿児島(霧島市)生まれ、鹿児島育ち(鹿児島市在住)、鹿児島で子育て18年目。地元(鹿児島)愛が強めなworking motherです。 お仕事は中小企業で人事を担当。 趣味は、登山・料理・芸術鑑賞、時々ガーデニング(初心者)。 家を建ててから「照明」に興味がありDIYで自分好みの照明を作りたいな~と模索中!

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