- 鹿児島をもっと身近に!地域の生の情報をお届け中 -

鹿児島では、しろくまを食べます。 -大人になって食べた「天文館むじゃきのしろくま」その歴史と人気の理由-

暑い夏、鹿児島では涼を取るために「しろくま」を食べる文化があります。「しろくま」と聞いて、まず思い浮かぶのは、クマの白熊ですよね。鹿児島でいう「しろくま」は甘いかき氷のことなんです。

県外の方、鹿児島の子どもは、初めてその名前を聞いたとき、「クマさんを食べるなんて!」と驚く人も少なくありません。

私も子どもの頃、親に「しろくまを食べにいくよ~」と言われて、「おめめがあるの~?」と怖がっていたのが、家族の笑い話になっています。

その体験を、うちの5才の娘にも思いっきりしてもらいました。
「しろくまさんを凍らせてかき氷にしてるんだよ~(笑)」

鹿児島の人が日常的にしろくまを食べているわけではありません。ていうかほとんど食べません。かき氷を食べています。(笑)
←個人の感想です

今回私は、義弟が鹿児島に遊びに来てくれたので観光がてら、夫も鹿児島に移住して初めての夏、娘もしろくま未経験だったので、天文館むじゃきに行ってみました。

私もUターン移住者なので、大人になってから初めてのしろくまを楽しみました(^^)

この記事では、しろくまの歴史やその魅力について詳しくご紹介します。しろくまの発祥や名前の由来、鹿児島のどこで食べられるのか、そしてむじゃきの天文館本店の特徴やイベント情報までご紹介します🐻


鹿児島県の郷土料理「しろくま」とは?

しろくまの発祥はどこですか?

しろくまの発祥は、鹿児島市天文館にある「むじゃき」という老舗のかき氷店です。むじゃきは昭和22年(1947年)に創業され、当時の初代店主が「氷白熊(こおりしろくま)」という名前でこのデザートを提供し始めました。
むじゃきは現在も天文館本店元祖しろくまを提供しており、地元民や観光客に愛され続けています。

https://tenmonkanmujyaki.com/about (天文館むじゃきショッピングサイト | 白熊について)

「しろくま」の名前の由来は?

この名前は、かき氷の上に練乳をかけ、その上に色とりどりのフルーツや寒天を飾った見た目が、白熊に似ていることから付けられたとされています。

鹿児島のどこでしろくまを食べられますか?

鹿児島市内では、天文館にある「むじゃき」が最も有名ですが、他にも市内の多くのカフェやレストランでしろくまを楽しむことができます。
さらに、夏の期間中は多くのカフェやレストランでも季節限定のしろくまが登場し、鹿児島の様々な場所でその味を楽しむことができます。

しろくま発祥のお店「むじゃき」天文館 本店

むじゃきの天文館本店の特徴は何ですか?

むじゃきの天文館本店は、鹿児島市天文館の中心に位置し、地元民や観光客に愛されるしろくまの有名です。

私のイメージは大きい!です。
そして今は、行列のできる店になっています。
どの店がどう美味しいかとかあるのかな?私は分かりません(-_-;)
ルックスの違いな気がする。。。

本店は1階と2階に分かれています。

行列に並んでみて、謎だったのが、1階と2階の違い。
どちらでも同じ「しろくま」を注文できるそうです。でもどっちに並んだらいいの?

2階に行く人の方が少なくて、2階の方が早く食べられるんじゃないか??と思いつつ、1階が本場かなと。1階の行列に20分ほど並び食べました。

  • 1階:白熊菓琲 shirokuma cafe (横にテイクアウトにもあります。)

焼酎みぞれは1階だけ。
☆コーヒーなどの喫茶
☆両棒餅・フレンチトーストなどの軽食

  • 2階:カジュアルレストラン Mujyaki

☆食事ものカツカレーやピザ
☆キッズプレート

※1階2階どちらでもしろくまは食べられます。

しろくまのサイズや値段は?

メニュー

大きいし、冷たいし、家族でシェアして食べよう。
と思っていたら、なんと

【注意!】メニュー右下

えっ!一個づつは食べきれない^^;と思ったのですが、そこは良心的で、

スペシャル白熊は大きいので4人分でカウントしてくれるそうです!
これはどこにも書いてない!店員さんに聞いて分かりました。

  • ベビーサイズ:1人
  • レギュラーサイズ:2人
  • スペシャル白熊:4人

私たちは、4人でスペシャル白熊をシェアして食べました。

みんなで一つを食べても楽しいけど、ベビーサイズをいろいろ頼んでいろんな味を食べてみるのもよさそうです。
次はそうしよう。

スペシャル白熊は、大きくて食べきれないかもっ!と思いましたが、結構いけちゃいました。

[豆知識]むじゃきの氷は柳川氷室?

柳川氷室は、かき氷のお店としてご存じの方も多いと思います。
この日、かき氷食べ比べ♪といった気持で柳川氷室でかき氷を食べていると、氷をカットする作業をされていたその氷は「むじゃき」に配達するとのこと!!

おんなじ氷だったんですね。ビックリしまた!
柳川氷室は、むじゃきのしろくまに使用される氷を提供している老舗の氷屋さんだったのです!

しろくま感謝祭やっています(6/1~6/30)

しろくま感謝祭は、むじゃきが毎年開催しているイベントで、しろくま好きにはたまらないお祭りです。「なつかししろくま」は年に一度この期間にしか提供されてない貴重な限定復刻版だそうです!特別なプレゼントも用意されているようです!

知らなかった~!


店舗情報

天文館むじゃき 本店 1F 白熊菓琲 shirokuma cafe

営業時間11:00~19:00
※時季・天候により営業時間を変更する場合もございます。
(ラストオーダー 料理=18:15/白熊&ドリンク=18:30)
定休日不定休
予約予約不可
電話番号099-222-6904
店舗貸切応相談
たばこ禁煙(電子たばこ含む)
総席数52席
座敷
個室半個室有
掘りごたつ
飲み放題
食べ放題
クレジットカードVISA・JCB他 PayPay
https://1f.mujyaki.co.jp/ (白熊菓琲 shirokuma cafe – 天文館むじゃき1F 鹿児島地産の軽食・甘味所)

平川動物園で本物のしろくまを見ることができます。

鹿児島市の平川動物園には、人気の白熊(ホッキョクグマ)がいます。
広々としたプールや遊び場が用意されており、来園者は白熊の泳ぐ姿や遊ぶ様子を楽しむことができます。

https://hirakawazoo.jp/ (鹿児島市平川動物公園公式サイト)

まとめ:鹿児島では、しろくまを食べます

今回の記事では、鹿児島の郷土料理「しろくま」について詳しく紹介しました(^^)

  • しろくまの発祥は、鹿児島市天文館にある「むじゃき」
  • しろくまの名前の由来は、白くフワフワしたかき氷にカラフルなフルーツが飾られている見た目が白熊を連想させることから
  • 鹿児島市内の多くのカフェやレストランでしろくまを楽しむことができる
  • むじゃきの天文館本店では、1階と2階に分かれたスペースでしろくまを提供
  • しろくまのサイズや値段は様々で、ワンオーダー制を採用
  • 柳川氷室が提供する高品質な氷がしろくまの美味しさを支える
  • しろくま感謝祭というイベントも開催され、多くのしろくまファンを魅了
  • 平川動物園で本物のしろくまがみられます。

梅雨といいつつ暑くなってきたので、久しぶりに、「しろくま」を食べに行くのはいかがでしょうか?
新しい発見もありそうですよ。

投稿者プロフィール

yumine温泉大好き!働くママです。
2024年4月に嫁ターン(嫁の地元へUターン)で鹿児島に移住してきました。
娘と夫の3人暮らしのママです。
鹿児島のゆったりした力強さと、温泉が大好きです!
地元の空気感を伝えていけたらいいなと思っています。
お気軽にコメントなどお寄せください(^^)