この記事は、2022年5月7日にカメラマンの湯之上元気がウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】に掲載したものです。当時の情報が掲載されています。

「とにかく丁寧に!」鹿児島の伝統工芸品に思いを込めて作ります!
「鹿児島の伝統工芸品を取り扱っているので、今後もそれに恥じない作品づくりをしていきたい!」そんな思いで、日々頑張っている、宮本亮佑さんを取材しました。
もともと職人気質な仕事が好きな宮本さん。現在は、岩切美巧堂で錫職人として4年目になります。
錫器職人を目指した当初は、ゼロからのスタートでしたので、覚えることが多く大変なこともありました。
丁寧にものづくりをして、作品ができたときの達成感は、ものすごく嬉しいです。


錫はやわらかい金属ですので、叩いたり削ったりして、薩摩錫器を作っていきます。
とにかく叩いて、伸ばして、自分の手触りだけを頼りに、何度も何度も確認をしながら形を作っていきます。

錫は割れない、錆びない、縁起の良い商品、そして熱伝導がすごいです。なので、アイスクリームを乗せてキンキンに冷えた器で食べたら、美味しさ倍増になると思います。
鹿児島の伝統工芸品「薩摩錫器」を、少しでも多くの人に使っていただきたいです。そして、薩摩錫器の良さを知っていただきたいです。
今後は、職人の先輩方の背中を見ながら、少しでも多くの作品を作っていきたいです。

宮本亮佑/Miyamoto Ryosuke
職人気質な自分!いつまでも初心を忘れず丁寧な職人技を身につけていきたい!
鹿児島の伝統工芸品を取り扱っているので、今後もそれに恥じない作品づくりをしていきます。
現在、有限会社岩切美巧堂にて勤務。

薩摩錫器工芸館 岩切美巧堂
〒899-4332
鹿児島県霧島市国分中央四丁目18-2
TEL:0995-45-0177
HP:http://www.satsumasuzuki.co.jp

勝手に「霧島市肖像大使」は、カメラマンの湯之上元気が地元の霧島市で魅力的な人々に焦点を当てて制作しているウェブマガジンです。
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※カゴシマガジンに掲載している記事は、過去の文章を引用していますので、情報が正確でない場合がありますので、ご了承ください。
湯之上元気(https://yunoue.com)
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投稿者プロフィール

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鹿児島県霧島市(旧:姶良郡福山町)出身
鹿児島を中心にカメラマンとして活動中
自身のウェブマガジン【勝手に「霧島市肖像大使」】では、地元霧島市の魅力ある人々をカメラマン目線で取材し掲載中
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