以前、鹿児島空港の近くにあった『チェコ村』をご存じの方は結構鹿児島通な方とお見受けします。
その『チェコ村』がリニューアルをして、健康志向の方には興味深い場所になるであろう麹や発酵食品をテーマにしたホテルに変貌しています。
今回はこの『麹・発酵ホテル』がどういった施設なのか?スタッフの方にお話しを伺いました。

種麹屋が造る絶品ビールや麹料理を楽しめるホテル
鹿児島空港から徒歩10分くらいの場所にある麹・発酵ホテル。
美味しい地ビールが飲める事で知名度の高いバレル・バレー PRAHA & GEN と同じ敷地内にあるホテルで、どちらも(株)河内源一郎商店が運営しています。
元からあった施設をリノベーションして、2024年2月にプレオープン。ホテルを運営しながら改装を進めていき、2024年11月に正式オープンとなりました。
ですから昔のチェコ村をご存知でしたらだいぶ雰囲気が変わった事に気付くと思います。
会社としてはお酒を扱っている事もあり、飲んだ後のお客様向けへのホテル運営に興味があったとか。
美味しいお酒と健康志向の麹料理を堪能した後は、街中まで下りることなくホテルでゆっくりできます。
取材中も宿泊を楽しみにしているリピーターの方が次の宿泊を相談していかれました。
あと鹿児島空港が非常に近い為、素泊まりでご利用されるお客様も多そうです。

一般社団法人 日本麹ソムリエ協会
(株)河内源一郎商店は大きく企業として種麹の生産販売をしており、九州では唯一の種麹屋になります。
今の焼酎業界では切っても切れない『白麹』を発見した企業で、生産工場だけでなく研究室を設け、日々麹の研究を行っています。
近年の健康ブームから発酵食品や麹食に興味を持たれる方が多くなった為、2017年に一般社団法人 日本麹ソムリエ協会を設立。準2級から特級までの段階資格を設け、正しい麹食品の知識普及に努めています。特に料理研究家の方々に人気のある資格というお話しでした。
資格取得の際は麹を作る過程が出てくる為、必然的にこのホテルに宿泊して勉強する流れになります。

取材後記
鹿児島空港が非常に近い事から日本全国から麹の事に関し、勉強に訪れやすい施設です。
130年麹と向き合い、その研究結果を惜しみも無く教えてくれる事から麹に興味のある方・無い方でも人気の場所になっているのだと感じました。

住所:鹿児島県霧島市溝辺町麓876-15
アクセス:九州自動車道溝辺インターより車で約3分(鹿児島空港からは無料送迎も行っております。)
TEL:0995-58-2535
ホームページ:https://koji-hakko.com/
【一般社団法人 日本麹ソムリエ協会】
ホームページ:https://koji-sommelier.org/

