鹿児島市から奄美に移住してはや2年。
同じ鹿児島県なのに住んでみると随分違いがあることに気づいたので、今回はそれをまとめてみました。

自然について

海が綺麗

近所の海 ちょうど虹が出ていた

奄美に来て一番初めに感じたのは海が綺麗だということ。
特定の海が綺麗というわけではなく誇張なしに全ての海が綺麗。
海の色がまず違います。
名前のついていないようなごくごく小さな海岸でさえ、なんなら只の河口でさえも、透き通ったエメラルドグリーンをしていて驚きました。

近所の海に繋がる川

奄美出身の人からすると「そんなの普通」だそう。

奄美の中でも特に綺麗な海はこちらで紹介しています

そこらへんにハイビスカス

道端にハイビスカスが咲いています。
庭に植えている家庭も多いので夏はそこら中に赤い花を見かけます。
南国感があって好きです。

そこらへんにウミガメ

イカダで釣りをしていた時に寄ってきたウミガメ 至近距離!

特に釣りをしているとウミガメをよく見かけます。
ウミガメが来ると魚が寄り付かないので釣り人からは嫌われていますが、息を吸うために海面から顔を出してプカプカ浮いている姿はとても癒されます。

ヤドカリが大きい

海の近くにはオカヤドカリという握りこぶしくらいある大きなヤドカリが生息しています。
実は天然記念物のオオヤドカリ。

土盛海岸のアダンの木の下でも多数見かけました

大きすぎてガサガサ歩く音が聞こえるので音がしたら探してみるといいです。
また、夜ヤドカリが道路を普通に歩いていることがあります。

先日、不自然に道路に落ちてる貝殻を見つけたので水をかけるとヤドカリが顔を出して歩いていきました。

そそくさと立ち去るヤドカリ

マングローブが見れる

住用のマングローブ原生林 手前まで全部マングローブ

国内で2番目に大きな規模の住用マングローブ群生林は壮観でした。

マングローブでのカヌー体験はこちらで詳しく!

独特な生き物

「アマミノクロウサギに注意」の看板

ハブ、アマミノクロウサギをはじめ、奄美には固有種が多く独特な生態系が築かれています。
それぞれ間近で見れる環境も素晴らしい。
あと、奄美で初めてサソリモドキを見たときは叫びました。

参考画像 アマミサソリモドキ 毒は無いが臭い液を出す
アマミノクロウサギについてはこちらで詳しく!

突然のスコール

夏になると晴れているのに急な土砂降りに見舞われる事がままあります。
そして大抵の場合しばらくすると止むのでスコールみたいです。
本当に突然降って突然止む。
洗濯物を干すタイミングが読めません。

生活について

シビ(キハダマグロの幼魚)が安くて美味しい

綺麗な赤身

奄美はキハダマグロの幼魚「シビ」がよく獲れるのでスーパーにもよく並んでいます。
新鮮でおいしい。

トビンニャ(マガキガイ)が美味しい

奄美に来て初めて出会った巻貝”トビンニャ”がめちゃくちゃ美味しいんです。
正式名称はマガキガイ。
奄美ではスーパーでも買えるし居酒屋でも注文できるメジャーな貝です。

スーパーではボイル済みのものが売ってました

台風で船が止まる

台風が来ると船が止まり荷物が奄美に入ってこなくなります。
今年2023年の8月に来た台風6号は長く停滞したせいで10日ほど船が止まりました。

台風6号の進路 奄美市は暴風域が4日続いた

その間スーパーは品薄状態。

コンビニやスーパーの棚はほぼ空っぽ状態に

停電や断水が無かったのは幸いでしたが、物資が入ってこないのは結構しんどかったです。

意外と便利な離島割

奄美に住むと「鹿児島離島航空割引カード」が発行でき、鹿児島⇔奄美の飛行機と船の普通運賃から半額近い割引を受けることができます。
時期に関わらず利用できるので急な移動の時とても助かります。

穏やかな訛り

「いも~れ」は「いらっしゃい」

奄美の独特な訛りは鹿児島弁と全然違います。
なんとなく語尾が優しいイントネーションなので穏やかな印象。
年上の人を「○○兄(あに)」「○○姉(ねえ)」と呼ぶのも独特でした。
「~しまい(~しなければいけない)」はよく聞く方言ですが、最初は言っている事が分からず。今ではスッと理解できるようになりました。

まとめ

奄美の郷土料理「油そうめん」 美味しい

実際に住んでみて色々な発見があった奄美。
驚くことは日々更新されていますが、奄美の自然や食べ物は結構気に入っています。
今後も奄美の色々を引き続き発信していきます。

投稿者プロフィール

yuki miyahara
yuki miyahara
鹿児島市から奄美へ移住しました。
コーヒーが大好き。
奄美のグルメや旬な話題、おすすめスポットなどを紹介します。