阿久根の意外と知られていない歴史ある神社

阿久根には意外と知られてないが、大きく４５ほどの神社が存在する。しかも古くから歴史ある神社が多数である。実は先日、ひょんなことから自転車で神社を巡る機会を頂いた。それは、まさに”こんなところに神社！！”であり、それぞれの神社に個性と顔があることを知った。そこで、いくつか面白い神社を紹介したい。

南方神社(阿久根市波留地区）

祭神は、建御名方神、八坂刀売命。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　諏訪神社の系列で、明治時代に諏訪神社から南方神社に改称。200年以上前から行われている神舞が有名で8年ごとに五穀豊穣を祈って開催されており、今年は、その年もあり、迫力ある舞を真近で見ることが出来た。ちなみに南方神社の鳥居は、阿久根で焼酎造りが成功したことを神に感謝して寄進されたもの。

護国神社（阿久根市波留地区）

戦死、戦病死された阿久根出身の忠霊を祀る。戸柱公園内に鎮座されており、阿久根の七不思議の一つである【光礁】を眺めることが出来る。海の岩の上に戸柱神社の鳥居があり、ここから見る夕日は格別。

宮崎神社（阿久根市脇本地区）

御祭神　　厳島姫命（イツクシマヒメノミコト）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　航海安全と豊漁を祈願して安芸国の厳島神社と福岡の宗像大社の御分霊を勧請したもの。平家の落人がこの地にも居住して氏神である厳島神社を祀ったともいわれている。ご神体は、木像の弁財天像から奉納されている。宮司のお祓いに遠くから訪れている。

霧島神社（阿久根市大川地区）

御祭神　天邇岐志天津日高子番邇邇邇藝命。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　映画【かぞくいろ】のロケ地としても知られる。霧島神宮の分社であり、開業や家族円満などのご利益があるといわれる。高台にあり、大川の街が見渡せる。春には、神社までの階段が桜の並木道になり、ピクニック気分を味わえる。

愛宕神社（阿久根市脇本地区）

御祭神　火産霊命（ホムスビノミコト)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　脇本海岸を海沿いに沿って上るように進み、畑を抜けてつきすすむと岬にたどり着く。そこに車を置いて少し登ると鳥居が見える。目の前はは東シナ海の海が広がる。ラッキー日は、ウミガメに遭遇できるかも。

松岡神社（阿久根市大川地区）

御祭神　雪渓和尚等島津義虎の家臣９柱　別名（九頭殿くずどん）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肥薩オレンジ鉄道Ｎ薩摩大川駅から南に３００ｍ上がると参道が見えてくる。坂道を上がっていくと根巻境内入り口には狛犬がお待ちかね。社殿後ろには、１８０度の東シナ海が見渡せる。オレンジ鉄道の旅の一つとしておすすめ。

稲牟礼神社（阿久根市西目地区）

御祭神　倉稲魂命　太田命　大宮姫命　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北薩オレンジロードから入ってすぐのところ　境内には、西目小学校の児童が編んだしめ縄と写真が飾られてある。地元に愛されている神社。

他にも紹介したい神社はあるのだが、その中でもおすすめを紹介させて頂いた。神社を巡りながら阿久根の歴史をたどることができるし、巡るときにオレンジ鉄道や自転車を利用するのもまた面白い。阿久根の神社巡り、それぞれの地域性を感じながら、是非散歩がてら立ち寄ってほしい。

投稿者プロフィール

津崎信乃

福岡生まれ
小中高は山口で育つ
大人になってからは全国津々浦々
北は北海道、南は屋久島まで
海外の自然のなか（35か国）
学生時代は、バスケットボール三昧
北海道ばんえい競馬で厩務員
乗鞍岳山小屋で勤務
北海道旭川にて果樹園で働く
北欧を自転車で1周
屋久島でカヤックガイド、
ポンカン狩り
伊勢海老捕り
学童保育
アメリカアパラチアントレイルを歩く
インドにカレーの修行へ
国際交流をふまえて南米、中南米の旅へ
アウトドアブランド　Mont-bell販売を経験
アウトドアブランド　Colombia　管理職経験
現在、阿久根市地域おこし協力隊として、自然を活用した体験型コンテンツ開発と実施に取り組み中

すきなこと
焚火
コーヒーを豆から挽いて飲む
映画鑑賞
MUSICライブ
バスケットボール
アウトドア全般
世界の旅
潜り

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