奥様が体調を崩してご飯が作れない。
共働きでご飯を作ることが難しい。
など、「ご飯を作ることに関して困っている人の助けになりたい」という思いからつくられた家事代行サービス「キッチンヘルパー」

こちらのサービスをつくったのは、鹿児島市に住む女性。
介護施設での調理や飲食店経営の経験など経て、たどり着いたサービスです。

「食」は生きていくために外すことのできないもの。だからこそ、必要な人にキッチンヘルパーの情報が届いて欲しいと思っています。

「キッチンヘルパー」のサービス内容とは

キッチンヘルパーとは、ご自宅へ伺い⁡家にある食材、調味料、調理器具で作るサービスのことです。基本的にはご自宅にある食材で作るのですが、買い物が難しい場合はプラス料金で「買い物代行」も行ってくれます。

例えば、高齢者の一人暮らしでご飯が心配、奥様が体調を崩していてご飯が作れない、共働きでご飯を作ることが難しいなど。「ご飯を作って欲しい! 」という気持ちがあれば、どなたでもお願いすることができます。

気になる料金のご紹介をします。
・2時間:7,700円(税込)
・以降30分ごとに+1,100円
・買い物代行は+1,000円と食材費
・鹿児島市、姶良市、日置市は交通費込みの金額
・その他の地域は交通費が別途必要

2時間で作れる品数は、10品以上とのことです。事前に食材のお知らせをすることをオススメします。時間内に作れる分なので、場合によっては2〜3日分はできちゃうかも! 食べたいメニューのリクエストは大歓迎だそうです。

介護施設での調理経験から、飲食店経営まで!

キッチンヘルパーを考案した、池田美穂さん。栄養士と調理師の免許を持っています。

とあるテレビで見た「カリスマ家政婦」がきっかけで、キッチンヘルパーのサービスを思いつきました。10品以上の料理を短時間で作る姿をテレビで見て、「私も作れるかも」と思ったそう。

サービスを始めた当初は、ご自身で飲食店を経営されていました。飲食店の合間に、友人にモニターになってもらい経験値を積んでいきました。すごい行動力ですよね!

実は飲食店の経営をする前は、介護施設での調理もされていました。なので介護食も得意分野です。更に学びを深めるために、「介護食アドバイザー」も取得されました。高齢者の年齢・身体機能にあわせた介護食メニューの考案・調理もできるんですよ。

キッチンヘルパーの今後の展望とは

キッチンヘルパーは、今年で5年目を迎えます。昨年までは美穂さん一人で行っていました。

「もっと多くの食事で困っている人の力になりたい」という思いがあり、キッチンヘルパー協会設立のために準備をしています。現在3名の方が研修を受けています。研修生はモニター価格でサービスを提供しています。

今後は積極的に研修を行い、仲間を増やしていきたいと話していました。

【研修内容】
初級編:キッチンヘルパーとしての基礎を学ぶ
中級編:調理のコツや進め方などを学ぶ
上級編:調理の実践を行っていく
※上級編終了後にテストに合格すると「キッチンヘルパーマイスター」の認定講師として活動ができます。

キッチンヘルパーを利用するのも良し! キッチンヘルパーを目指すのも良し!気になる方はInstagramをチェックしてみてください。

【Instagram】https://www.instagram.com/mihonnti/

投稿者プロフィール

上村 ゆい
上村 ゆいヨガインストラクター×フリーライター
ヨガインストラクター×ライター。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクターです。その人に合ったレッスン内容を心がけているので、老若男女問わずレッスンを受けていただいています。ヨガレッスンは、出張ヨガとオンラインヨガのみ。趣味は、美味しいものを食べること。ライターとして鹿児島のいろいろを発信していけたらと思います。